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このカラダが うまく機能しないのは あたしのせいじゃないのに あたしのせいなのだ。
お人形のウタを、唄うアナタは云いました。 ・・・・・メヲサマセ。 お人形のウタを、唄うアナ…
自分が自分であることも 思い出さないでいて。 アタシは、何故。 アタシは、何故。 自分が自…
ひどく白い貴方へ。 ひどく白くて紅い貴方へ。 ・・・・・・貴方はいつ消えるのですか? こ…
貴方の言葉を 受け取ったその瞬間 あたしの心は、壊れる。 貴方が貴方の心を叫ぶ度に あたし…
アタシは重いの? それとも軽いの? 桜を浴びていたら 自分が軽過ぎて だから 血を流す アタ…
第一節 背く必要の無い音があって。 アタシがただ其れに耳を済ます時。 ・・・・・・ぷすり。 ・・・・・・ぷすり。 欲しいモノが手に入った時とは疑似的な悦楽。 アタシは貴方の瞳が嫌いです。 隠し事は出来ませんか。 ・・・ぷすり、ぷすり。 アタシは愚かですか。 依存は温かい。 それではいけませんか。 縋ってはいけませんか。 孤独を欠落させる、その快感に。 ・・・それでも、刺されているだけ。 包まれていないと、アタシは知っている。 不安が、焦燥が、押し寄せる。波の如く
ゆっくりと 飛行機が高度を下げるように、 ふわりと 空気に沈む。 儚い現実と夢の境を歩くよ…
あの時の、 あの時の、 あの時の、 あんな時の、 こんな時の、 大嫌いな、 大好きな、 笑顔を…
あのカナリアが啼かなくなったら。 あのカナリアが啼かなくなったら。 アタシはどうしましょ…
発・アタシ。 アタシを離れた、アタシの言葉です。 其処に、どんな、アタシが、ふくまれている…
雨の中 アタシは一人苦しい夢をみていた。 「雨上がり」 アタシは叫んだ。 もう何処にもいけな…
わたくしが。 貴方のあまりの大きさに詞を失ったわたくしが。 ただただ言葉を紡ぐ事しかできな…
ごめんね。 もう触れないよ。 もう戻れない。 貴方を愛して、何年経った? だから、ダメなんだ。 もう触れないよ。 もう戻れない。 ごめんね。 消えたくて。 ごめんね。 貴方に齧りつきたくて。 だから、愛してとは言わないよ。 愛さないで。 貴方に愛されたら、 アタシは死んでしまうから。 冷たい春の木陰で、息絶えてしまうから。