メガネ

大学四年生ごろから、どういう人になりたいかというのを深く考え始め、

母が心理カウンセラー(細かく言うと心理産業カウンセラー)の資格を勉強しはじめてから、

対人コミュニケーションに興味が出た。

私も母が通う講座に通いはじめて、

「心の整え方」を知った。

いかにもカウンセリング臭くて天使の羽がついてそうなワードだが、これが結構応用が効く便利思考!
1から話し始めたいけど、まずは今日のことから。

今日はアルバイト先でイレギュラーな仕事が多く、さまざまな対応に追われた。
自分のプライベートでの友達の言動・行動に対しても、異様に腹が立った。
気づけばそれを彼氏に電話中につらつらと吐露していて、吐けばスッキリするどころか、深い沼にはまったように芋づる式に「気になる嫌なこと」が溢れ出てしまう、口が止まらない。

人は常にこころにメガネをかけていて、
それは物事をどういう視点で捉えるかということ。
捉え方は、メガネを変えるように、自分の意思で変えることができる。

私は、ひとつ、いやなことを吐露した瞬間に、いやなことに目がつくメガネをかけた。

するとびっくり、あたかも一日が全然うまくいかなくて、みんながだめで、私は疲れたよ!モード。

あとで自分の意思でメガネをかけ直すと、
さまざまな状況でイレギュラーな事態に対応でき、うまく乗り越えられた充実感となる。

要は考えようだ。

私は人生いいこと悪いこと
人を選ばす半々だと本気で考えている。

むしろそんなものはないのかも。

その割合は、常に自分で決めている。