フィクションと私小説のあいだ。
人生はこれだから面白い。
ボロボロだけど、魂は元気だ。
今日、いろいろと決めた日。
いや、決めたことについて動き出した日。
「真昼の子供たち」という5,000字を書いて、何ヶ月か何年か放置していた小説に、15,000字を足して、完成させた。
これはあるひとへのラブレターのようなもので、
ようやく書けた。
これで、3作目が完成した。
手直しは、また落ち着いてからでいい。
いま僕の書いてる小説はずっと、
フィクションと私小説の間にある。
どこまでが事実で、
どこまでが作ったものか?、
その実、僕もよくわかってないかも知れない。
書き方としては、
まず構成、といっても、段落を最初にパーっと分けて、
例えば、「真昼の子供たち」なら、段落の①に出演者の名前をひとり、書く。
②にも、③にも。
①から⑦まで、出演者と、昼か夜かだけを書く。
それを季節にわけて、例えば計28かな?、28の段落を作る。
あとはちょっとした思い浮かんだ短いフレーズを、書き残しておく。
書く時は一気に書く。
「真昼の子供たち」なら。
最初に書き上げた「DJ」も同じような構成で、
段落をいくつかにわけて、それは人称を一人称、三人称、会話文、詩とわけて、やっぱり一気に書いた。
久しぶりに書いた「子供たちの眠る場所2021」だけは構成を意識してなかった。
あとは文字数を目安にしたりする。
できれば一回に書く文字数を5,000文字までは書きたい。それは意識してる。
と、まだほとんど読むひとがいない小説の話をつい書いている。
5,000文字って意識してるのは、
いわゆる長編小説が、120,000文字、
400字詰で、300枚。
120,000を5,000で割ると、24。
24回書けば、長編小説に一応、長さはなる。
10,000文字なら、12。
12日で一編が書ける。
そんな計算がある。
ただ、書けばいいってものではないのは知ってる。物語、小説、読み物になってるだろうか?とは思う。
というのは、一瞬、書いていると、何かが降りてくる瞬間がある。
主人公がどんどん動き出したり、
自分の思ってもみない方向に物語が進んでいきそうになる。
ただ、それは、ほんとに一瞬で、つかまえようとすると、するりとすり抜けてしまう。
なかなかに面白い。
これで、ミュージシャンでいえばシングルが3枚、というかデモが3曲できたんだな、と思う。
これで、ようやくずっと書きたかったことが書けるかもな、といま、長編のアイデアノートを眺めながら思う。
一気に書くつもりだ。
ほかのひとが(これはエクスキューズではなく)、どう読むかはそのひとにゆだねるし、ただ自分の内なる欲望が、どうしても書いてしまう。書きたいと思ってしまう。
うまく寝れてないのはあって、
いまひととあまり一緒にいられない。
社会的に言っても、不適合この上ない。
調子は、ちょっと外に出るだけで、悪くなる。
だけど、これから書く話がいよいよ書けたら。
書き上げることができたら。
いまはこんな感じです。
いつも気にかけてくれるひと、ありがとう。
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