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Liella!3rdライブツアーを終えて

はじめに

ご興味いただきありがとうございます。
昨年12月から始まりました全国7都市を巡る「Liella!3rdライブツアー」
本当に素晴らしいツアーライブでした。
私は、全国7都市全てを周ったのですが、各公演ドラマがあり成長がありました。なので今回「胸の内で留めるには惜しい」と思い、こうしてブログにしてみました。このブログを読んでいる方に、少しでも共感いただけれていたら幸いです。

※参考資料①ライブツアー全14公演《公演地域・日程・ライブ会場》

もくじ

〇背景
〇ライブツアーの目的・意義
〇宮城公演【22.12/3~12/4】
〇愛知公演【22.12/10~12/11】
〇千葉公演【23.1/7~1/8】
〇北海道公演【23.1/13~1/14】
〇大阪公演【23.1/21~1/22】
〇東京公演【23.1/28~1/29】
〇埼玉公演【23.3/4~3/5】
〇ツアーを終えて

背景

私がLiella!のライブに初めて参加したのが2nd名古屋公演がLiella!でした。
そこで見た5人のパフォーマンスに衝撃を受けたことは、今でも鮮明に覚えています。そこからMTB、2nd大阪、ファンミ東京・名古屋、CDTB、2期OPEDリリイベと、足を運ぶようになりました。

ライブツアー目的・意義

昨年6月Liella!生放送で2期生4人のキャストお披露目がありました。
2ndライブ大阪公演終了の余韻に浸る暇もなく新しいキャスト発表ということで、当時はかなり困惑した方も多いかと思います。
さらに、全国3か所を周るファンミーティングが怒涛のように開催され2期生4人を連れた新生Liella!は入学式をコンセプトとしてイベントを行いました。
私は、東京と名古屋公演へ参加したのですが、2期生4人のそれぞれ持つ個性や人物像などをTVアニメ2期が始まる事前情報として知れたことが出来たり『新しいLiella!の形』みたいなのを受け入れる覚悟みたいなのが出来ました。それと同時に、1期生5人には後輩ができたことで先輩としての立ち回りが見えるようになったのが観測できて良い刺激になっていると、感じられました。
その後、7月にはTVアニメ2期が始まりアニメ展開と同時に9月21日には9人体制初となるお披露目ライブ(リリイベ)がありました。
リリイベ(昼の部)に参加した私は、9人体制となったLiella!の新たな馬力を感じながらも、2期生4人の初めてとは思えない完成度に注目がいきました。
なので、今回の3rdライブツアーはTVアニメ2期の挿入歌が聞けることが楽しみと同時に「2期生4人がどんな活躍を見せてくれるのか」そして「Liella!9人体制のポテンシャルはどう発揮してくれるか」など、期待に胸が膨らませていました。

宮城公演【22.12/3~12/4】

宮城1日目を終えた第一感想が「Liella!最高」でした。
いや、純粋にライブとして楽しすぎた・・・!
アニメ2期を再現したセトリと間で流れるアニメーションは、ラブライブ!現場の伝統芸でありながらも、ライブ全体としてもメリハリがあったと初見ながらも思ったことでした。
6話挿入歌「ビタミンSUMMER!」を皮切りに、9人楽曲をメインに披露していたのはアニメ世界感をなぞっており、ライブ中盤から後半にかけてのB面楽曲の連発披露にも納得がいきます。
さらに9話挿入歌「Sing!Shine!Smile!」→「名前呼びあうように」→「私のSymphony~WE WELL!!ver~」の曲順は、Liella!だけが生み出せるライブ世界感だと思います。※ツアー中毎回泣かされたパートでした。

今回のセットリスト見てもこの3曲続けての披露は、Liella!というグループそのものを表した「心臓部分」だったと、認識できるくらい明確でした。Liella!というグループは沢山魅力はありますが「歌を聞いて魅了される」ことが、一番の魅力だと私は思います。
話が少し逸れますが、作中でも主人公かのんは、ライバルマルガレーテが言った「本当の歌」という歌自体の在り方に悩まされます。
ですが、東京大会に向けた合宿でLiella!みんなとの準備期間を通して
「楽しくて大変で、ここにしかない喜びがある」ものであり、その気持ちを表現するのが””本当の歌””だと、再認識します。

※参考資料② TV2期10話「渋谷に響く音」北海道合宿

なので、9人体制となっても1期生5人が創り上げた「Liella!らしさ」がちゃん残っていたことにホッとしました。
また、ツアー開始から安心して見られたのも2期生4人のポテンシャルの高さに注目がいきました。勿論、終始緊張している様子ではありましたが直接ライブに影響するような不安要素だとは、思いませんでした。
寧ろ、何事もなく1期生と共に最後まで歌い踊りきった2期生には驚きもありましたので、益々今回のライブツアーに期待することができました。

余談ではありますが、ライブ開演前に「ユニゾン」が流れていたの
ライブ前に涙腺を破壊されてしまいました。
前回行われた2ndライブから『物語は繋がっているんだ』という、メッセージにジーンときてしまい、芸の細かさに感心させられました。

名古屋公演【22.12/10~12/11】

開幕MCで「常滑を火の海にしようとする」若菜四季役大熊和奏さん。
彼女のワードセンスは、この日も絶好調でした。
この公演で印象的だったのは、3話挿入歌「Go!!リスタート」とカップリング曲「揺らぐわ」この2曲です。
私は、両日共にセンターステージに近い座席だっためこの2曲が作りだす世界観に圧倒されました。
まず「Go!!リスタート」は、キャラとキャストのリンクが本当に強くアニメから6人が飛び出したかのような錯覚は『これぞ、ラブライブ!』だと、思わせる1曲で、個人的に2期挿入歌で一番好きな楽曲です。

※TVアニメ2期3話挿入歌「Go!!リスタート」
サビで葉月恋役青山なぎささんのジョンプ力がとんでもなかった(笑)

次に「揺らぐわ」は、アップテンポかつ、激しいダンスは曲調ともマッチしていて、ライブの雰囲気をガラリと変えました。
特に、桜小路きな子役鈴原希実さんは、普段見せる無邪気なあの笑顔から一遍しクールな表情で歌い上げていた姿には、あまりのギャップでやられてしまいました。。。
その際、黄色を振っているのが周りを見ても私しかおらず、それに気づいたのんちゃん本人が目の前で魅せるように踊り私は全力で黄色を振って応える対面バトルが発生したあの時間(多分1分ちょい?)は忘れられません。
カッコイイよすぎだ、のん・・・。(完敗)

※4:40~「揺らぐわ」
9人それぞれが「何かに憑依された顔立ち」が本当に素晴らしかったです。

余談ですが、2日目のラストのハケで米女メイ役の籔島朱音さんの
バーーーーーーーーーーーーーーーカ!!!!』で、会場が揺れました。
無論、私も頭抱えました。※頼むから円盤化してくれ

千葉公演【23.1/7~1/8】

名古屋公演から期間が少しだけ空き、年明け一発目のライブということで気合十分なLiella!は見事なライブを見せてくれました。
仙台・名古屋公演と比べ、パフォーマンスが上達していることがわかりました。2期生4人も表情に余裕が生まれ自然と笑顔の数が増えいるのがわかりました。
この公演からだったと思いますが、ウィーン・マルガレーテ役結那さんが歌う「Butterfly Wing」のカメラアングルが各段に良くなり、ライブ臨場感が増してました。※ツアーを一緒に周るスタッフも成長しているの素晴らしい
さらに、2期10話の東京地区大会決勝を毎公演再現させたことで
「マルガレーテ vs Liella!」という構図をライブ中でも意識しながら見ることができたため、よりこの世界観に没入することができました。
正直の話をすると、この公演に関してはウィーン・マルガレーテの圧勝だったと思います。それくらい9人相手に1人で戦う結那さんの歌声は圧巻なもので力強かったことを覚えています。

ただ、それでも一番印象深かったのは何といってもアンコール後に披露された1日目「ユニゾン」2日目「バイバイしちゃえば!?」でした。
どちも流れてた時は、冷静ではいられませんでした。
まず「ユニゾン」は、2ndライブで1期生5人が最後に歌った楽曲ということもあり、思い入れが強くこんなにも早く9人披露されると正直驚きました。
この曲は、生涯Liella!5人としての思い出であり続けていくんだと、勝手に思い込んでいたので良い意味で期待を裏切られました。

※13:23~「ユニゾン」
シンプルに良い曲だから、日本の国歌斉唱これにしろ。

次に「バイバイしちゃえば⁉︎」ですが、イントロ流れ出した瞬間狂ったように涙が出てきました。個人的にこの楽曲は、Liella!との出会いの楽曲でこの曲を通してLiella!に興味を持ちました。
ただ、当時1stライブは参加できていなかった私は「もう披露されることは難しいだろう」と、思っていましたので歌ってくれたことが本当に嬉しかったです。

※3:23~「バイバイしちゃえば!?」
この曲は、1期生5人揃ってのライブ披露は初めてだったため
当時から応援していた方々にも刺さったのではないかと、思います。

余談ですが、千葉公演2日目にしてようやく「POP TAKING」を完璧に披露していました(笑)※私の記憶が正しければこの公演以前は、誰かしら歌詞が飛んでいたので、ようやく完成版を聞くことができました。

北海道公演【23.1/13~1/14】

この公演は、ツアー折り返し地点ということでキャストも我々も時の流れの早さを再確認したライブでした。
この公演は両日共に席が良く、キャストさんたちの表情が良く見え向こうからのレスが凄まじかったため、個人的にツアーで一番記憶に残っている公演です。

1日目「Day1」で、センターステージの端で華麗にダブルアクセルする青山なぎささん。本人も滅茶苦茶テンションが上がっており、その姿を見てさらにテンション打ち上がる私。あまりも綺麗なスピンと揺れるポニテがカワイイ、好き。
この曲は、元々ある既存曲で他のファス含め、散々披露されているLiella!を象徴する代表曲です。ライブで何度聞いても飽きず「セトリ落ちしないで欲しい」と、思っているのでLiella!現場の伝統芸として大事にしたい1曲です。

※2:48~「Day1」
公演を重ねる度に2期生の歌割に違和感を無くし、原曲じゃ満足できない身体になりました。早く9人Ver.が欲しいです。

2日目は連番者の強運によりメインステージ最前席にいたため「ユートピアマジック」で、トロッコから降りてメインステージへ戻る最中に、ウインクしながらガチ恋ハート作ってくれた青山なぎささんが忘れられません。
※推しと対話を繰り広げ、後半無事記憶が飛んでいました。
連番者のペイおじも、ペイ子と「ぺ」を作れたとはしゃいでおり、お互いご満悦でした。

とはいえ、この公演で衝撃的だったのは、
やはり2日目MCで、米女メイ役籔島朱音さんが楽曲「揺らぐわ」に対しての話でした。
事の発端は、鈴原さんからのフランクな質問で、メイセンター担当ということもあっての振りでした。すると、本人の口から詰まるように『自分が思い描くメイを表現することが出来ず、何度挑戦しても上手くいかず・・・メンバーに迷惑をかけた』と、いった自己否定的な内容でした。
あまりにも衝撃的で、ステージ上で号泣しながら淡々と発する言葉とその姿はメンバーも困惑した様子でした。
その後に披露された「追いかける夢の先で」は、涙が止まらない籔島さんの姿を見た青山さんと、2期生3人がサビで駆け付け寄り添っていました。
普段はクールな降る前を見せる彼女ですが、胸に秘めた想いは誰よりも熱くその人柄の良さは、まさに米女メイとキャストだと、改めて思えました。

また、余談ですがアンコール後に披露された「バイバイしちゃえば!?」の歌割の『ほんの一瞬でもいい信じてみ』が、籔島さん担当だったのもなんだかジーンと、きてしまいました。

大阪公演【23.1/21~1/22】

昨年行われた2nd ライブ ~What a Wonderful Dream!!~ with Yuigaoka Girls Bandで、1期生5人が訪れた場所ということで開演前からエモくなりました。
それは、Liella!キャストも同じ心境で唐可可役のLiyuuさんは『9人のLiella!はどうですか?』と、客席へ訴えかけました。
直後、会場からは拍手が起き号泣するのんあやペア(涙目のくまと号泣するのんを介護していたペイ子も釣られて涙目)ずっと1期生5人の活動を見ていたことは、2期生達も同じだったため「受け入れられるか」の不安や恐怖があっての涙だと、思います。

勿論、この公演も素晴らしく印象に残った楽曲4曲を紹介します。
まず、1曲目は先ほども紹介した「Go‼リスタート」です。
このツアーを通して1番成長してだあろう鈴原希美さんは、公演を重ねる度にパフォーマンスのクオリティが上がっており、この公演に尽きましては
1期生5人と比較しても一番声量が出ていました。

作中でのきな子は、人一倍努力をする頑張り屋ではある一方胸の内では自身も変えたいと想っているキャラクターです。
それは、キャストである鈴原さんも同様で一般公募生という立場に負けず誰よりも努力した結果を、この楽曲を通じて証明してくれました。

参考資料③ TV2期3話「優勝候補」:『きな子最高!!』

次に、アンコールパートで披露された「Sooting Voice!!」「1.2.3!」2曲です。2nd大阪で開幕「Sooting Voice!!」は記憶に新しく、当時と同じライブ会場で9人体制となったLiella!が披露したことには、とても意味を感じさせられました。

※3:30~「Sooting Voice!!」
2期生がしっかり前奏のダンス出来ていたことには驚きましたし何より、トロッコの上でも1期生5人がサビの振りしてて最高にエモかった。

続いて「1.2.3!」こちらも1st、2ndと披露されてきた歴史ある楽曲ですが1期生5人が揃って歌うのは今回が初めてでした。
後輩ができた1期生5人が先輩の姿となり歌っていたと思うと、この曲に対しても新しい解釈が生まれて面白いと思いましたし、やっぱりこの曲の
『奇跡を起こす合言葉は1.2.3!!』という歌詞が、本当に素晴らしい。

※4:25~「1.2.3!」
『私が知らない色 いつも君が教えてくれる』←ここの歌詞を千砂都×きな子の組み合わせで歌わせるのが非常にヤバいと思いました。

最後に「TO BE CONTINUED」の澁谷かのん役伊達さゆりさんの煽りです。
この曲、楽しすぎて試聴段階で注目していましたがライブだと想像以上に楽しく、ライブで一体感を生みながらも綺麗に締めることができます。
まさに「新しいLiella!の武器」だと、認識しています。

※5:36~「TO BE CONTINUED」
そんな中で、リーダーである伊達ちゃんは先陣を切り客席に向け煽りを入れていたのは、とても印象的で「ラブライブ!シリーズのリーダー」の風格はこの曲を通じて感じました。

余談ですが、開幕MCでたこやきコールで盛り上がるLiella!ちゃんたち可愛かった~~。

東京公演【23.1/28~1/29】

この公演が行われる数日前、行政は声出しライブ解禁の発表をしました。
なので、Liella!最後の声なしライブとなりました。
改めてLiella!は、本当に歌が上手いグループで「歌が上手いから純粋に好き」という方も、いらっしゃるかと思います。
特に、10話挿入歌「Sing!Shine!Smile!」の世界観は圧巻で、キャストさんとバックモニターに映るキャラクターとのリンクが非常に強く、表情や指先と細部までこだわっていることが伝わります。

※TVアニメ2期10挿入歌「Sing!Shine!Smile!」
ステージの使い方も上手く「Love Love!」というロゴを、メインステージのモニターへ移す演出は、作中のラブライブ地区予選決勝を表現しています。

私がこの曲で好きな箇所は、ラスサビ前「中央で円陣を組んでから優雅にクラシックバレエ(ダンス)をする」ところ、です。
個人的に「Sing!Shine!Smile!」という楽曲は、TVアニメ1期8話挿入歌Wish SongのB面曲「瞬きの先で」の世界観と対比した関係だと、捉えています。

「瞬きの先で」という楽曲は、葉月恋自身の「孤独」を表現した楽曲だと、考えているからです。
TVアニメ1期での恋は、自身が生徒会長という立場であると同時に亡き母である葉月花が残した学校を守るため一人葛藤している様子と重なります。
ラスサビ前では、4人に見守られながら1人クラシックバレエ(ダンス)を披露する演出は印象的で、青山なぎささん本人あっての提案だそうです。
また、葉月恋の特技は「ピアノ、フィギュアスケート」と公表していることや、公式ラジオ「リエラジ第11回放送」の冒頭ドラマで『勉強も習い事も一人で頑張ってきました』と、かのんへ打ち明けていることから、何をするにも一人の世界で物事を進めていたんだと、わかります。

※1分26秒~「リエラジ第11回(冒頭ドラマ)」

一方「Sing!Shine!Smile!」は、みんなと輪になり同じクラシックバレエ(ダンス)を披露することで「孤独から脱出した」葉月恋を表現しています。
TVアニメ2期7話「UR葉月恋」では、ゲームに没頭してしまった恋が作曲作りや生徒会長としてタスクが手つかずになってしまい、後輩である女米メイへ相談することから、物語が繰り広げられます。
この回は、ネタ回だと評価されがちですが葉月恋推しの私からすると、とてもエモい回だと認識しています。
結果として、恋はメイから貰った助言のおかげで勇気を出してLiella!メンバーへ正直な気持ちを伝えられています。1期序盤の恋でしたら、恐らくプライドが邪魔して一人でまた抱え込んでいたと思います。

この回の私なりの解釈は、勇気を振り絞りLiella!メンバーへ思いを伝えたことに恋自身の成長があり、Liella!メンバーとの関係性が大きく前進できたのだと、考えます。
また、作中冒頭で1人VRで音ゲーしてたのが自信から打ち明けることで終盤みんなでRPGしてたのも孤独からの脱出を表していると、考えます
※下記参考資料

※参考資料③TV2期7話「UR葉月恋」アニメ冒頭
※参考資料④TV2期7話「UR葉月恋」アニメ終盤

なので、繰り返しとはなりますが「Sing!Shin!Smile!」ラスサビ前で
中央で円陣を組んでから優雅にクラシックバレエ(ダンス)をする」
は、上記で説明した葉月恋の成長材料含め、自身の孤独脱出を表現
しているんだと思います。
また、1期生である恋→千砂都→すみれ→可可の歌割から、かのんセンターというフォーメーションは、TVアニメ1期13話挿入歌「Starlight Prologue」を連想させながらも、みんなが輪になりながら踊る姿は幻想的です。

埼玉公演【23.3/4~3/5】

前回の東京公演から1ヶ月空いて開催された埼玉公演。
まず、Liella!初の声出しライブに対しては、楽しみな気持ちと反面「静かにLiella!の楽曲を聞けなくなるのか」というのが、正直な心境でした。
ですが、開幕一発目の「WE WELL!!」で感涙してしまいました。
意図して泣くつもりはなかったのですが、オタクのコールを聞くだけでなぜか泣けてきてしまいました。別に私は、演者ではないのですが・・・
さらに、その後披露された「スター宣言」で、目をうるうると光らせる青山なぎささんを見てさらに泣けてくワタクシ。
「ライブといったら、コールだよな。」と、コロナ以前の感覚が呼び戻された感覚がありました。また、コーレスで1期生5人を先にやらせた大熊若菜さんの立ち回りはアッパレでした。

ライブ演出も、今までのツアーと比べ変更されている点が多く
例えば「揺らぐわ」の炎や「Sing!Shine!Smile!」でシャボン玉「未来の音が聴こえる」でシャボン玉+花火など、ツアー集大成といったところでした。
特に印象的だったのが「名前呼びあうように」で、キャスト同士のアイコンタクトをする数が増えたことや両手を握りしめる仕草など、このツアーライブを通して得たLiella!の「絆」をライブパフォーマンスを通して感じることができました。

また、この後披露された「私のSymphony.WE WELL!!ver.」も同様で、人数が増えたことでよりこの曲にも深みが増し、曲自体にも「前向きさ」や「明るさ」が強くなったと感じます。
こう感じさせられたのも、キャスト1人1人から発するエネルギーが強くなり自信がついたことがわかりました。

また、2日目サプライズで披露された「Second Sparkle」は驚きすぎて膝が砕けました。人間驚くと、悲鳴とかではなく膝から崩れ落ちるんだなと、経験しました。
初披露ということで、テンションがおかしくなった私が一番鮮明に覚えていることは、嵐千砂都役岬なこさんのラスサビ前の歌割です。
作中で、千砂都は部長ポジションを獲得しましたが、まさにその顔つきで歌う姿はクールでカッコよかったです。

Second Sparkle(MV)
2番歌詞「二度目の奇跡」を澁谷かのん役伊達さゆりさんに歌わせていたのも強く印象に残っています。※脳内「物語繋がってるやん・・・」

そんな興奮収まらない中、キャストさんたちによる御気持ちMC。
ツアーラストということで、1人ひとり熱く語ってくれました。
私の推しである青山なぎささんのMCは、正直聞いていて辛かったです。
元々、TVアニメ1期収録段階から「葉月恋は嫌われるキャラクターでいてほ欲しい」という、指示の下演技をしていたという話はあまりにも残酷であり、キャスト本人の口から改めてこのタイミングで話をするとは思ってもいなかったので頭の中がぐちゃぐちゃになりました。
青山なぎささん自身も1stライブの頃からMC内で「新しい恋ちゃんの魅力を感じていただければ」という、言い回しを至るところで発信していました。
ライブパフォーマンスを通して、恋の魅力や個性を感じて貰えるよう日々努力をしていることは本人が口にしなくても、ライブを見たらすぐわかることだったので今までの青山さんの言動がMCを聞いていて思い出されて、心が苦しかったです。
私が葉月恋を好きになった理由としても、キャストである青山なぎささんの影響が大きく本人のライブパフォーマンスに魅了されて好きなりました。
その反面、TVアニメ1期8話視聴段階で「恋には報われて欲しい」という気持ちも強かったため、TV2期アニメで恋の心の成長には凄く嬉しかったです。
なので、MC終盤の内容で青山さん本人も同じ気持ちでいてくれたことは嬉しかったです。※制作サイドはキャストを盾に使うな

そして、約1時間(笑)にも及ぶ御気持ちMCを超えた先にラスト1曲披露。
3rdライブツアーで散々お世話になった「TO BE CONTINUED」
あれだけ重かった空気も一気に変える、ライブ一体感といちいちエモい歌割
この、楽曲やっぱりバケモンだわと改めて思います。

「作詞:宮嶋淳子」×「作曲:めんま」と科学反応は止まらない

ツアーを終えての総評

今回のツアーライブは、結論として9人Liella!最高です。
活動当初は、注目の反面課題点として認識していた2期生4人の存在も、公演を重ねる度に目に目える速度で成長していき、流石「Liella!メンバー」だと、思いました。毎公演4人の素直で真っ直ぐなMCには心打たれましたし、ツアー最後まで強い信念で1期生に喰らいつく姿には、作中のキャラクターたちとも重なりした。この姿こそ、TVアニメ2期最大のテーマであった
「私たちも追いつけ、追い越せ――。」だと、胸を張って言えます。
2期生の存在は1期生5人にとっても大きく先輩として後輩を支えているのは勿論ですが、以前よりも「自然体の姿が多くなった」とステージ上で観測できるようになりましたし、作品や楽曲に対してと踏み込んだ話がより聞けるようになったと思います。
そして、何より1期生と2期生の間にぎこちなさが無くなり密な関係性を築き上げていたことが素直に泣けます。今となっては、同等な関係性でいることがわかります。
後日談ですが、今回の埼玉公演後に行われた生放送で大熊若菜さんが「やっとスタートラインに立てた」とコメントしていたように、3rdライブツアーを通して9人Liella!が受け入れられたことを実感しているんだと、思いました。また、超体験NHKフェストークショーで籔島朱音さんは「曲に合わせて手先までキャラクターを表現する必要があるため、細部までこだわっている」とコメントしていたように、膨大な曲数の振り付け習得を短期間でやりとげてしまう2期生のポテンシャルは改めてスゴイことで、ペイトン尚美さんも「2期生の成長速度を見ていると、休憩中も休んでいられない」と、後輩の姿を見て日々感化されていることを、コメントしていました。
なので、今回の3rdライブツアーは「9人Liella!」を世間に認めさせるには、十分すぎる内容だったと思います。

最後に

今後のLiella!の展開としても、TVアニメ3期と新たに3期生のメンバー追加と「やっと9人体制として形になってきた」という矢先で、上記であげた展開が待っていると思うと、頭が痛くなります。
今は、2ndアルバム「Second Sparkle」が発売されたこともあり現状のLiella!の活動に集中していきたいと、私は思っています。
ただ、1期生5人活動していた「Liella!」は、かけがえのない時間で5人の存在は特別だということは、生涯変わらないです。声出し解禁もされたので、1stや2ndライブをまたやって欲しいというのが本音です。
ですが、今行っている活動やライブ・イベント諸々一つひとつ楽しむ気持ちがより一層大事だと思いますので踊らされず余裕ある気持ちで、今後もLiella!の活動を応援するだけです。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
Liella!というグループの素晴らしさを少しでもお届けできていたら、このブログも意味があったと、思います。















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