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四行詩

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今まで投稿した四行詩をまとめて置きます。
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2022年11月の記事一覧

四行詩「ポッケを経て」

ひと握りほどの辛苦をポツケに あとは時間がさらさらと流れて まういいかいと取り出してみる …

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四行詩「夜けぶり」

風に逆らふやうにして 煙草のけぶりを吹き返す 月も隠せなけあ星もさへぎれない けれども心は…

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四行詩「雲とほく」

柔い風吹くなかに時をり 君の香気が見え隠れする 秋のお空に浮かぶ小雲は お外の国まで遠くと…

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四行詩「こころはるかぜ」

冬の風が袂にまで這入りこんできて 心にまで冷たくじわりとしても ほんとにおまへは春風のやう…

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四行詩「ゆるり、秋」

おまへはまう、悲しむことなどしなくていい 夏蝉が夕空にひつそりと消え入るやうに ゆるりと秋…

3

四行詩「詮無い夢」

夢から醒めた眼には なぜかひとつの涙があつて 喜怒哀楽のどれに因るのか 判らず拭ふこともで…

4

四行詩「照れ染む君を」

あんなに紅く色映ゆる 紅葉も今は落ちゆくか 君だけ色を残したい 私の慾はページの間

四行詩「夜の聲」

夜空に白鳥の聲がする つばさ空切る音もする それなのに姿は何処にもなく 彼らの命の育みだけ…

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四行詩「朝雨」

静々と雨が窓うつ朝に ひんやりとした陽が差しこむ 黒々とした道の上を 歩く影はうすく伸びて…

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四行詩「秋冷」

ふつと窓から秋の冷たさ たつたひとつの心の中に 君との思ひ出は温もりがあり これなら冬も平…

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四行詩「秋、息白き」

朝陽に夜露が白々と 空に還つて青くなる 我が心なきため息も いつか入道雲になれ

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