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俺は貴女が好きだよ


届く宛のないラブレターを綴る

僕は後悔をしまくってその都度溜まる鬱憤みたいなモヤを文章にする、これは誰に送るでもない憂さ晴らし。

いつから惹かれていたのかも鮮明で、毎日くる連絡に胸を高鳴らせてた、そんな日々を繰り返したって僕の言葉を巧く躱す君に本当の意味を伝えるのは無理だと悟っていた、それでも連絡が続く度に少なからずの(もしかして?)が頭に張り付く、それは自意識過剰だと思いながら自制していた、猫の様に気紛れな君に僕は踊らされていたと思う、君が笑えば僕の世界は平和で君がしょぼんとなると僕は笑ってほしいなと強く思ったりするのだ。だからこの手の相談を人にすると、「遊ばれてる」「小悪魔だよ」「やめといたら?」みたいなマイナスイメージなアドバイスが飛び交う。

…わかってるんです、わかっていても、好きなんです。

悲しいかな自分を俯瞰で見た時、その子に及ぶ物がないし何より僕の事を見ていない彼女がいるって知ってるんです。わかってて尚、その子は僕にとって特別なんです、泣きたい程に想いは募るし、それを伝えても彼女は巧く躱すから僕は一人で苦しんでる、好きな人なんです、それくらいわかる。

彼女とどうなりたかったんだろ、今なら全部言える、会ってくれたら思いの丈を全部言う、そんなたらればが僕の後悔です。

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