韓国留学をしてみての話

「行くか迷っているなら、必ず留学に行きましょう！」

SNS等で、このように発言される方が一定数いらっしゃいますが
私は、必ずしもそうとは限らないと思います。
確かに、何事もやってみて後悔するよりやらずに後悔する方が
後悔が大きいなんていいます。
私もそれには、大きくうなずくし、今でも、あの時あのチャンスを
逃さなければ…と後悔していることが幾つかあります。
なので、今回は私なりの考えと韓国留学のレビュー？みたいなものを書いていきたいと思います。

留学にも向き不向きがある。
一言でいえば、これに尽きると思います。
日本を飛び出して、現地で暮らしながら学びたかった言語を勉強する。
これは、本当に大きな決断です。
しかし、今の時代、技術やサービスが発展し、留学をしなくても
学べる環境は十分に整っています。
なので、自分の勉強スタイルや生活習慣、身体的な問題、家族環境
そしてなにより、行って何を学びたいのか、何をしたいのかを考えたうえで
日本で学び続けるか、韓国で学ぶのかを決断するべきだと思います。

生活スタイル等似ているようで、そこは外国なのでやはり違うところが
いっぱいあります。環境の変化に敏感な方は、本当に目標がない限り
日本で勉強された方が望ましいと思います。

私は、韓国語を真剣に学びたい、推しの言葉も理解したいし、人生で一度は外国で暮らし、多様な文化や考え方を知りたいという目標があり留学しました。
当たり前ですが、留学に来る方たちの理由は様々です。
私と同じような熱量を持っている方もいれば、そうではない方もいます。

同じ日本人でも、朝起きれなかったといって、悪びれもなく遅刻してくる子
ほぼ授業に来ないのに特別授業だけは何故か必ず来る子、会話の授業をしているのに会話をしてくれない子etc…がいました。
正直、口には出しませんが、ここに来て高いお金を払ってまで勉強する意味あるのかな？日本で勉強してる方が、良いんじゃないか…？とその子たちに
思っていました。

自分は自分！と思って、勉強していましたが、口に出して会話の練習をしたくても欠席で出来なかったり、喋ってくれなくて出来なかったりで
思うように学べないこともありました。

私は、これではいけない！と思いトウミの活動をしたり、韓国人の友人をつくって会話したりと、なるべく外に出て現地の人と会話したりしました。
語学だけでなく、自分について、故郷についてたくさん考えたり
新しい考え方を得ることが出来て、留学してよかったと心から思っています。

ただ、最初の方でも書いたように現地に行ってまで勉強するのが良いのか
故郷で勉強するのが良いのかは、しっかり悩んでから行くのがベストなのではないかと、あくまで私の考えですが、そう思っています。
今、留学を悩んでいらっしゃる方の助けに少しでもなれば嬉しいです。