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androp 日比谷野音ライブを観て

2022年 9月3日、土曜日
私のひとつの夢が叶った日

“日比谷野音でandropのライブを観る”

前回のeffectorツアーで発表された
野音でのライブの開催
チケットすらまだ無いのに、
開催されるという事実があるだけで泣きそうだった

「日比谷野音」という場所は、私にとって
武道館と同じくらい神聖な場所
あの独特な空気感
あの場所でしか感じられない匂いや音
ここでandropの音楽を聴きたいという想いはずっとあって
(2017年の野音には行けなかったから余計)
二度目を開催してくれて本当に感謝しかない
誰一人欠けず、無事に開催されて良かった

「晴れたね」と顔を見て言葉を交わせること
そのことが何よりも嬉しかった

配信アーカイブを見ながら
印象的な部分の感想をつらつらと書こう(長いです)

・Kasumi
前回の野音のDVDで腐るほど聴いたインストの曲
滅多に聴くことの出来ないこの曲を聴けると思っていなくて
伊藤さんのドラムロールで既に泣きそうだった

・SummerDay
晴れた空と少し蒸し暑い空気
その中で吹く心地よい風
この曲にぴったりな気候だったな
2022年の夏をこの曲で締め括れて嬉しい
『綺麗なそのままのあなたでいて』
『光をくれたのはあなたでした』
変わらない優しさに思わず笑ってしまった

・Chicago Boy

「andropです」と挨拶する内澤さん
少し噛んじゃったことに笑う内澤さんに
(あ、いつも通りだ)とこちらは逆にホッとしました

・Koi
時々出る内澤さんの音程アレンジが凄く好きで
今回はこの曲で聴くことができた
そのアレンジを忘れないように、繰り返し口ずさむ帰り道が愛しい

・Radio
5番目の曲を当てるセトリ当てクイズ
当たってる方 4人いらっしゃったけど、普通に凄くないか???

・Know How
・Traveler

・Tokei
大事なタイミングで聴くことが多いこの曲
『肌の匂いが愛しいという 僕ら一緒に呼吸を止め合った』
このフレーズが大好きで、
この日に聴くことができて本当に嬉しかった

・Moonlight 

・Lonely
野外の解放感とスローテンポなリズムが心地良い
10周年の人見記念ライブで初披露されてから
ほとんどのライブで演奏されているこの曲
曲も沢山聴かれることによって馴染んでいき、
より色づいていくんだなと感じた
(上から目線ですみません)

・Water

・Hikari
「反射、というのがひとつのテーマになってて
 自分見える?
 そう、綺麗なんですよ、あなたたちは、あなたは
 だからその想いを返したいと思いまして」
   (客席の私たちはスマホのライトでステージを照らす
   →ステージに設置された何枚もの鏡に反射した
    その光が私たちに返ってくる構図)
「こんな綺麗な
 あなたの心の中に今日も明日もこれからもずっと
 綺麗な光が灯っていますように」
言葉ひとつひとつに泣きそうになる
ステージに立っている演者だけでなく、
客席にいる私たちも一緒にライブを作っているということ
私たちも彼らを照らすことができること

・Beautiful Beautiful
点滅し続ける照明演出と力強いラップ
真っ白に照らされるステージと自分がした選択を肯定してくれるような歌詞
『会いに行くから そこにいてほしい』
『会いに来るから ここにいてもいい』
『君のままでいてほしい』
もしコロナ禍でなければ聴くことができなかったかもしれない
私はこの曲に出会えて本当に良かったと思う

・Bright Siren
スモークで充満した真っ白なステージ
次第にメンバーの姿すら見えなくなっていったけど
その中でも音と声は曇りなく真っ直ぐ伝わっていた

内澤さんの歌声と佐藤さんのコーラスが
堪らなく好きです

・Iro
雄大さんのピアノから照明演出、最後の一音まで
本当に素晴らしくて何度も見てしまう
「誰の代わりもないあなた自身を、大切にしてあげて下さい」
内澤さんの言葉はいつもあたたかい

Hikari → Beautiful Beautiful → Bright Siren → Iro の流れ
完全に泣かせにきている曲順
その後の Tokio Strangerからラストまでのセトリとの
ギャップ・緩急が凄く良かった

・Tokio Stranger
ライブハウスのような室内で聴くのも
野外で聴くのもすごくいい

・Saturday Night Apollo
「自由になっていいんだよ」
その歌詞の通り、歌いながら、演奏しながら緩く踊る4人の姿
そんな姿を見せられたら踊りたくなってしまうじゃないか

・Mirror Dance

・Yeah!Yeah!Yeah!
バンド編成で聴くのはいつぶりだろう
前回のeffectorツアーで久々演奏されたVoiceが来ると予想していただけに
この『大丈夫』にはやられた
コロナ禍になる前のライブ定番曲を一気に、ではなく
少しずつ、復活させていくのは
私たちに対しての愛だと思う

・SuperCar
『声じゃない 心で』
実際に声に出せなくても心の声は届く、と信じさせてくれる
『幸せじゃなくても手を叩いてみて』
私はこの歌詞に救われた
大きな手拍子が会場外にも響き渡って、想いが伝染してるといいな

・September
毎回新曲を聴くたびに曲の振り幅に驚かされる
なんて愛らしい歌詞なんだろうと思った
サブスク解禁になって何度も聴くけど、どうしてもニヤついてしまう
この曲を聴くたびに、この9月の野音を思い出すんだろうな

・SOS!
「今日は楽しかった?」と問いかける内澤さん
内澤さんは楽しかっただろうか
佐藤さん、前田さん、伊藤さんは楽しかっただろうか
このイントロを聴くと、ああもう終わってしまうんだな〜と寂しくなってしまう

楽器隊のソロ演奏時の各メンバー紹介だけでなく
スタッフの皆さんの紹介も配信で行われ、拍手が止まらなかった
素敵なライブをありがとうございました

「また音楽で会いましょう」
ライブの最後に内澤さんが必ず言うこの言葉
無事に聞くことが出来て良かった


2021年(2020年延期)のBeautiful Beautifulツアーから
2022年のeffectorツアー、e&BB Repriseツアー迄
この2年半の集大成のような今回のライブ
この3ツアーで披露された曲たちがセトリに散りばめられていて
曲ごとに各地のライブでの思い出や自分の心情を思い出して胸いっぱいだった
本当に良いライブだったな

改めて、andropを、andropの音楽を好きになって良かったと思う
またどこか 彼らの音楽が鳴る場所へ行けたらいいな

2022.9.11







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