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好きなものと好きな人の話。

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たまには惚気させて欲しい。恋について語りたい。愛ってなんだろうと考えたい。好きなものを知って欲しい。恋愛観、結婚観から身近にある好きなものまで。そんな「好き」「愛」について考えて… もっと読む
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2024年2月の記事一覧

新生活への期待よりも今までの暮らしが無くなる切なさが勝って

新生活への期待よりも今までの暮らしが無くなる切なさが勝って

彼の引越しのお手伝いに行った。

着いた時にちょうど引越し業者さんが来て、家具や家電が部屋からどんどん消えていく。30分ほどで、あの思い出いっぱいの部屋は空っぽになってしまった。あっという間だった。

私が初めて行ってから僅か7ヶ月ほど。たった7ヶ月なのに、それも週に1~2回程度も行ってないのに、たくさんの思い出がある場所。一緒においしいご飯を食べて、お酒を飲んで。家出での急遽のお泊まりもしたし、

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渡したはずの5000円札が帰ってきて助けられた

渡したはずの5000円札が帰ってきて助けられた

彼との初めてのドライブデートは成田だった。

研究の息抜きに初めて仮病を使って休んで、いけない子になった日だった。この頃から私はすでに迷い始めていたんだと思う。そういえば元彼と別れた2日後でもあったことを日記を読んで思い出した。不誠実ってことは自分がよく分かっているから言わないでください。

成田空港に行って、隣で飛行機について語る姿を見て、聞いて、私が飛行機にハマってしまった日でもある。

初夏

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彼にもらった笑顔を彼に返しているだけだ

彼にもらった笑顔を彼に返しているだけだ

久しぶりにお酒をそれなりに飲む中、どこが好きだったの?みたいの話の中で言われた。
だって美味しいものは美味しいじゃないか。

でも確かに、彼とご飯を食べてる時「おいしい〜!」って口角は上がってると思う。少々わざとらしく、笑顔を作っているのかもしれない。

でもそれはお食事が美味しいし、彼と一緒に共有していて共感してくれるし、なにより彼自身が「おいしい〜!」と笑顔で教えてくれるから、私も釣られて口角

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1日遅れのバレンタインに彼への愛を感じる

1日遅れのバレンタインに彼への愛を感じる

久しぶりにバレンタインに本命チョコを作る2月13日深夜。14日に渡すために急いでいる訳ではない。なんせしばらくチョコレートなるものを作っていなかったから、失敗用のチョコレートを作る。

去年は元彼と付き合っていた。
専攻を変えた院進のために勉強に苦しむ最中だった。元彼との遊ぶ予定さえなんだか億劫になっていた私は当たり前にバレンタインなんてする余裕なかった。いや、今考えてみれば既に心在らずだったのか

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