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#4瀬場拓郎とヴァシリのVALHEIM北欧神話:ミストランド編
前回までのあらすじ
脳みそをエイトルに精製するエイトル精製所はでかかった!
瀬場拓郎はヴァシリの反対をまったく聞かずに、エイトル精製所を収める建物を作り、エイトルを精製し始める。
エイトルを利用できる作業テーブルを作るため、漆黒核や脳みそを求めて、瀬場拓郎はヴァルヘイムを放浪し、装備を整えるのだった。
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石弓を作った。いわゆるクロスボウだ。
連射力はないが、一撃の攻撃力が極めて高いスナイパーライフル系の武器である。
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霧の地の作物を、霧の地で栽培する。
このヨトゥンパフを料理することで、かなりコスパのいいサラダを作ることが出来るのだ。
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気持ち悪い爆撃機がやってきた。早速、石弓を試そう。
ちなみにヴァシリはこいつが嫌いである。俺も嫌いです。
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こいつは死ぬと景気よく爆発する。
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ぜんぜん漆黒核が手に入らないので、黒い炉を解体して一時的にガルドルのテーブルを作る。
フギンさん、そこ乗らないで。危ないですよ。
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で、なんでガルドルのテーブルが必要かというと、羽のケープが欲しかったからです。
こいつ、装備するだけで落下速度が低下し、落下ダメージを100%OFFにするのだ。高低差の激しい上に見通しの悪い霧の地の必須アイテムである。
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あっ、なんか鶏が逃げてる。
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エレンと名付けた。
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さて、ここらで説明させていただきます。ヴァシリが建ててる塔………見えるでしょ? あの歪な塔。あれ鶏卵製造所です。
詳しくは知らないけど、鶏が一定範囲に産む卵の量には限界がありまして、そこであの塔に鶏を格納して卵を産ませることにより、落ちた卵がなんかの範囲から外れて無限に卵が産まれるというシステムらしいです。
エレンはどうもここから逃げ出したようだ。
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エイトル精製所の建材を黒大理石にする。どうもエイトル精製所から発せらるる弾は黒大理石には通用しないらしい。
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引き続き霧の地を探して海を彷徨う。
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しかし見つかるのはNPCの拠点ばかりだ。
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なんでこいつら、こんなフレンドリーなの?
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ドウェルグの魔術師「お前が来ると本当に騒がしくなるな。」
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ドウェルグのならずもの「前より背が伸びたんじゃないか。」
お前は親戚のおじさんか?
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ダンジョンは見つからないけど、脳みそは結構見つかるな。
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ようやくダンジョンを見つけた。まぁ、見つけても漆黒核があるかわからんが………。
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漆黒核を見つけるが、数が少ない。これそんなレアアイテムなの?
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ずいぶん遠くまで来た。
ここら辺に拠点を作るのも悪くないかもしれない。
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なんか物々しい場所を見つけた。ダンジョンでもNPCの拠点でもない………。
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扉は封印し、鍵は砕いた。奴には手を出すな。
ボス部屋だ~!!
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クイーンっていうらしいです。
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ここにビルを建てよう。
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出来た。名前は『オフィスビル・マサシ』
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ヴァシリ「なんぞこれ」
オフィスビル・マサシは最先端のオフィスビルなんだ。このビルで働いた人間が外に出ると、時間が50年巻き戻ったと感じるくらい最先端なんだよ。いわゆるウラシマ効果だね!
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オフィスビル・マサシは一階が黒大理石、二階が石、三階が木材でできている。これはオフィスビル・マサシ内の最先端性と外部との整合性を-50年までに調整するための措置だ。
三階を大理石で作ると、もはや外部との時代差は三百年に達する!
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ここが三階の部屋。オフィスビル・マサシの最先端すぎる仕事は非常にストレスが大きく、並みの人間なら即死してしまう。
そのためにすっごい快適性を上げてストレスを中和するのだ。
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ちなみにビルのドアは仕事が終わるまで絶対に開かないという、最先端のシステムを搭載しているッ!
ヴァシリ「ブラックやんけ………」
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ヴァシリ「ところでこの魚を風呂に入れるじゃろ?」
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ヴァシリ「生き返るんじゃよ」
瀬場「すっげ~!」
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魔法の杖を作った(炎系)。
魔力を得る食べ物を食べて、こいつを装備すれば魔法を放てる。
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なに燃やそうかな………。
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(不細工な塔だな)………。
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えいっ!(塔目がけて火球を飛ばす)
ボーン………ドカーン!!!
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瀬場「(思ったより被害がデカイ………!!!)」
ヴァシリ「なんか音しなかった?」
瀬場「なんでもないよ!」
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というわけで、剣も魔法も手に入れて、ボスの位置も特定した今となってはボスを倒すための準備をするのが今後の仕事になっていく。
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瀬場「でも人間が2人いれば楽勝でしょ?」
ヴァシリ「無理だね」
瀬場「へ?」
ヴァシリ「霧の地のボス、クイーンはめちゃくちゃ強いよ?」
瀬場「お前、倒したんだろ?」
ヴァシリ「倒してないよ」
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そういうわけでヴァシリはキャラクターのスキルを上げる修行を、俺は念願である大聖堂の建設に着手するのであった。
つづく。
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