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四国大戦の用語集

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四国大戦の用語4 梵字 宇宙の創造主、梵天が創った文字。筆で紙に書かれることによって発生する命であり、ゆえに梵字の書かれた紙を燃やしたり破くことは僧侶にとって禁忌である。徳を伝導させる性質があり、空海は入唐時にこれで論理回路を構築する術を学んだ。

四国大戦の用語3 本尊 寺における信仰の対象であり、僧侶や衆生の祈りを徳に変換する機能を持つ。 作られたばかりの物はともかく、本尊は祈られるうちに純仏質と成るものである。徳は本尊に蓄積され、やがて奇跡を起こす。 祈りを捧げるのだ……。

四国大戦の用語2 対仏ライフル 破戒僧の用いる破戒兵器。反仏質を弾頭にした弾丸を撃ち出す。銃身には経文が彫られ、供養と殺傷を同時に行う。 かつて古代インドでは反仏質による大量破戒兵器の製造が研究されたが、純仏質の製造コストにより断念している。冒涜するだけなら誰にでもできるのだ。

四国大戦の用語1 反仏質 寺の本尊などに冒涜的な言葉を吐いたり、行為をすると空中でスパークして発生する結晶。徳の高い物=仏質に反応して光と共に爆発する性質を持つ。何故このようなことが起こるのかは経験的に知られているだけで、原因は不明である。