2/12、生まれて初めてリリイベに行った

 皆様初めまして、もしくはこんにちは。アラサ―ハロヲタのおくたです。今更2月の話かよ!!と思うかもしれませんが、この出来事をきっかけに私は現場デビューを果たしたので自分の中の覚書として書くことにしました。ベテランの先輩ヲタの皆さんはなんてことないことで興奮していたり感動したりしていたので、鬱陶しく感じるかもしれません。それでも良ければしばらくおつきあいください。


  私が生まれて初めてCDリリースイベント、『リリイベ』に参加したのは2019年2月12日のことです。平日休みだからそこそこ空いているだろう、と浅はかな考えで参加しました。

 この日参加したのはJuice=Juiceの『微炭酸/ポツリと/Good bye,Good luck』のリリイベでした。思えば、それがやなみんとゆかにゃに会った最初で最後でしたね……

 一人で参加するのがとても怖かったので、友人(非ハロオタ)に同伴してもらいました。さすがにCDを買ってもらうのは憚られたのでライブは遠くで見てもらうことにしましたが……。

 一時間前に無事横浜に到着してCD購入のため列に並びました。3列ぐらいできていたのでそこそこだったのでしょうか。二人で雑談(主に私が一方的にオタトークをして友人に聞いてもらう)をしていると、あっという間にCDの購入時間になりました。

 CDを1枚だけ購入し、握手券とライブの優先案内チケットを貰いました。ライブ優先チケットに書かれていた番号。


ーーなんと、「9番」でした。


 当時は意味がわかりませんでしたが、今ではわかります。これは間違いなく当たりです。当然、女性用スペースの最前列で見ることができました。CD一枚でこの番号を引き当てられるなんて、幸運でしかないですね…。まあ、ビギナーズラックだったようでこの後のリリイベは全部3ケタ番号でしたw

 初めてのリリイベ、楽しみ&緊張しすぎて吐きそうになりましたしお腹も壊しました。たぶん、この後化粧直しましたがひどい顔をしていたと思います。どう考えてもアイドルちゃんに会うための顔をしていませんでした……

 最前列でペンライトも持っていないのでただひたすら気を紛らわすためにひたすらツイッターを見たり、周りをきょろきょろしたりしました。端からみたらただの不審者です。。。

 そして待ちに待ったJuice=Juiceのメンバーが。

ーーJuice=Juiceは実在している…!!

 当たり前じゃん、と思われるのかもしれません。でも、私は当時在宅しかやっていなくてYouTubeばかり見ていました。だから実際に存在している実感がなかったのです。目の前に現れたとき、「やっぱり彼女らも一人の人間なんだ」という実感を持ちました。

 実際に目の前に現れたみんなはとっても可愛くて美しくて綺麗でした。私の周りにいた女性ヲタのみなさんもとっても可愛くて綺麗だったのですが、その比にならないぐらいの美しさとなにかキラキラしたオーラが出ていました。芸能人ってこういうことなんだな……みたいな。
 そこからの記憶はほぼありません。遠くから見ていた友人曰く、「ずっと手を握りしめて真顔で見ていた」そうです。パフォーマンスで覚えていたのは以下のことのみ。(事柄と感情がごちゃまぜです。ご了承ください)

・リハーサル無料で見ていいとか意味わからない
・パフォーマンスがすごかった 
・やなみんが神奈川出身なことをアピールしていた
・段原瑠々ちゃんの目力が鋭かった、あとダンスめちゃくちゃうまかったしスタイルが良すぎる二次元すぎかな
・植村あかりが想像の200倍以上美人
・ゆかにゃはちゃめちゃにかわいい
・やなみんほそすぎ妖精さんかな
・朋子とさゆきの歌が上手すぎてひく
・「伊達じゃないようちの人生は」が刺さった
・かりんちゃん推しじゃないのにかりんちゃんの方に目がいく
・まなか小さい可愛い声可愛い

……正直リリイベレポになっていません。わかっています。でも、本当にこれ以外のことを覚えていないんです。出来事全く覚えていませんでした。でもこれだけは覚えています。「Juice=Juiceが好きだという気持ちが高まった」ということを。

 パフォーマンスが終わってあまりの衝撃にしばらく放心していました。その後握手会のアナウンスを受けて慌てて準備をしました。しかも握手会のトップバッター。もう何もかもわからない人間なのに。アップフロントの社員さんに荷物を預かってもらって高速握手に。こんなに早いと思わなかったけれど、最推し瑠々ちゃんに言いたかった一言があったんです。

ーー1番好きです。

 絶対どうしても伝えたくてそれをしどろもどろになって伝えた瞬間、瑠々ちゃんは嬉しそうにくしゃっと笑った。そしてこういってくれた。

「本当!?ありがとー!」


ーーああ、私この女の子のこと大好きだわ。


 という想いが胸の中ではじけ飛びました。申し訳ないけど残りのメンバーとの握手は一つも覚えていませんでした。放心状態のまま、私は握手を終えて友人と合流しました。


「Juice=Juiceよかったね!初めてみたJuice=Juiceはどうだった?」
「……もう今日水しか飲みたくない」
「はあ?なんだそれ」
「……すごく、よかったことしか覚えてない」
「(大爆笑)そっか、ならよかったじゃん。」
「あと、段原瑠々ちゃんは一生推す」
「そっか……w」

 友人に苦笑されながらも、私の初めてのリリイベは終わりました。以上でリリイベの思い出話はおしまいです。ありがとうございました。

 今度はビヨーンズのこと書きますね。




追記

 何故、段原瑠々ちゃんにあの一言だけ言われてあそこまで好きになってしまったのか。それはとても些細な違いで人にとっては気持ち悪いって思うかもしれないので追記に書くことにしました。でも、握手会に参加して同様なことを言われたドルヲタさん達なら共感してもらえるかもしれません。


 まず、大前提として段原瑠々ちゃんは多くの人間に愛される「アイドル」という仕事をしています。両親を初めとして様々なファンから愛されていると思います。それこそ「好き」という言葉なんて私達一般人の1000倍言われているはずです。私だったら「ありがとー」で済ませてしまうかもしれません。でも、彼女はきちんと気持ちを受け取って喜んでくれた。それがただただうれしかったのです。

 これをきっかけに私はますますJuice=Juiceにはまり、段原瑠々ちゃんのことをますます好きになりました。

 ここまで読んでいただけて嬉しかったです、ありがとうございました。