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今週の音楽(2023/09/10〜09/16)

・先週最終日に聴いていたカジ君のアルバム『A LONG WEEK-END』。その中にもセルフカバーという形で収録されていたフェイ・ウォンへの提供曲「Separate Ways」(フェイ・ウォンVerはサブスクでは聴けないのね…)。この曲が自分はすごく好きで今でも聴きかえしたりすることが多いのですが、そんなわけで今週最初はフェイ・ウォンの透明感ある歌声を聞きながらスタート。
・9/11に聴いたのは、1952生まれの英国のジャーナリスト・作家かつミュージシャンでもあるVivien Goldman。フライング・リザーズのメンバーとしても知られている音楽的才女だけあって、そのダブ〜ポストパンクなサウンドがめっちゃ格好良い。リリースされている作品のジャケットもいちいちクールで、それぞれ自宅の棚に並べたくなってくる。
・この夏、繰り返し繰り返しずっと聴いていたのはジョイ・ディビジョン&ニューオーダーだったわけで、そこから今の自分の内面といいますかメンタリティを検証することができそうであります。
・9/13に聴いたのはリリースをずっと楽しみにしていたスギウラムと遊佐春菜のフューチャリング・トラック。どうしたって彼特有の人懐っこさが滲み出てくる杉浦氏のエレクトロサウンドと、朴訥な歌い方がゆえの説得性がきちんと“表現“に昇華されている春菜嬢の相性がとても良き。
・着々と活動の幅を広げていっているOmoinotake。リリース毎に楽曲としての打率を一向に下げることなく、確実に心と耳にヒットするその安定感たるや、バンド界の2022年の日ハム・松本剛か、とついつい例えたくなってきてしまう。ただ彼らの初期の楽曲「Hit It Up」をはじめて聴いたときの個人的な衝撃をなかなか超えられないのが悔しいところではある。
・Traithalon『Spin』。インディロックとR&B、ソウルの入り混じり具合が最高に好き♡なんです。聴いていると、耳と脳内がトロトロにとろけてきてしまうんです。彼ら含め、近年ブルックリンから輩出されているバンドには心ときめくことが多いです。
・かなり夏を想起させる楽曲率が高かったエレグラ。その彼らのベスト盤はといえば、「SUMMER  KING」「WORLD SUMMER WATCH」「ENPIRE BEACH」「SECRET SUMMERSHINE」と“あー夏祭り(by TUBE)“なわけですよ。ほとんど仕事のこと以外記憶にない2023年の夏もどうにか駆け抜けることができて、とりあえずは一安心しているこの頃です。

9/10
フェイ・ウォン / 敷衍 (2015)

9/11
Vivien Goldman / Launderette (2020)

9/12
New Order / Lost Sirens (2013)

9/13
Sugiurumn / All About Z (feat.Haruna Yusa) (2023)

9/14
Omoinotake / Ammolite (2023)

9/15
Triathalon / Spin (2022)

9/16
Electric Glass Balloon / Worst Band In The World (1999)

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