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011【あきらめのススメ】

「あきらめたら、そこで試合終了ですよ…」
スラムダンク湘北高校バスケ部安西先生の名言である。

「あきらめる。」

あきらめたら、ほんとに終わってしまうのだろうか。あきらめなければ、なんとかなるものなのだろうか。ぼくは思う。人間、諦めが肝心である。諦めを感じるから、次に進めることがあり、諦められるから、始まることもある。諦めた方がいいことは、たくさんある。どうしようもないことや不得手なことって、あると思う。あきらめなければ、いつか成果は出るなんて、妄想は諦めた方がいい。

安西先生の名言は、この一部分だけを切り取って言われているのだが、安西先生は、
「勝てる!!」
という可能性があったから、諦めなかったのだ。山王戦で、安西先生はこう言っている。
「私だけかね…?まだ勝てると思っているのは………」
最初から勝ち目がないのに、諦めないというのは、時間の無駄であり、人生のロスである。大事なのは諦める選択を間違えないこと。

占い師のゲッターズ飯田は言う。

日々の努力は諦めてはいけない。遊ぶことやサボる事を諦めればいい。
楽な事を諦めればいい。休むことを諦めればいい。
もう目の前にある事をやっていくしかないと諦めればいい。
結果を出す事を諦めても継続する事は諦めてはいけない。
生きる事は諦めてはいけないが、死のうとする事は諦めればいい。

ぼくの友達のFさんは、こう言う。
「あきらめるとは、明らかに見るということ。」
何が出来て、何が出来ないか、分けることで、見えてくる世界はきっとある。

ドンドン諦めよう。

そのときの判断規準は、それを続けてみて、居心地がいいか。それを諦めたとき、気持ちが明るくなるか。もし苦しいとしたら、すっぱりと決断した方がいい。感情は、判断規準に有効なセンサーだ。


最後に小咄を一つ。
寺尾聰が森永のアイスバーパルムで、チョコの二度漬けを諦めたことを、メールで友人に報告。これがほんとの聰メール。ってへ(笑)


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