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冬の恋人たち #2

吟遊篇 - ピッケル

冬山に必要なモノのナンバー2はピッケルだろう。

疑問を持つ向きもあるだろう。既にストックというかなり強力な武器があるのにホントにこれ必要なの?みたいな疑問だ。

確かにいらない山もある。

オレの場合は、初めての雪山に向けて雪上訓練がまずは必要であろうというマインドセットだったので、疑問を持つ余地がなかった。

加えて未知の道具を使うことに対するテンションがメチャクチャ高まってそれどころではなかった。

しかし、いざ買うとなると結構種類があって迷った。シャフトが細くて、まっすぐでちょっとオシャレなヤツとか、アマゾンの毒ガエルのようなビビットな色のもの。カマキリの鎌のように湾曲したものなどなど…。

何を選ぶべきか?

アイゼンがグリベルという流れで、ピッケルもグリベルにした。安易。

エアーテックエボリューション!

名前もカッコいい!コイツがオレの終生の相棒くらいに思ったもんだ。

しかしだ、、、。

方向性というヤツは常にグラつくものである。そして山道具屋のアドバイスもだ。そこは好みですからとかゆうのだ。

確かに、ピッケルはコキリコとは違う。しかし明確な七寸五分とゆう基準はないにしても、なんらかの基準があってしかるべきではないのか?時代の変遷とともに推奨される長さが縮んできてるとかなんなの?

その後、暫くはグリベルちゃんにお世話になった。しかし、ダブルアックスを要するバリエーションとか、アイスクライミングのアプローチ用には重すぎるのだ。

苦慮したオレはカンプのコルサナノテクとゆう相棒を得ることとした。軽い軽すぎる!しかし、これを勧めてくれたおねいさんがゆうようにアイゼンについた雪を落とすとかには使いたくないお値段だった。

オレがいつの間にアルパインとゆうメチャクチャ金がかかる領域に足を踏み入れてしまった話は別の機会に譲るけれど、どうゆう登山を将来的にやりたいかを明確にしてから買い物をしましょうという事をキモに銘じて欲しい。大富豪の人は除いてな。

結論としては、コルサナノテクはとても軽くていい。大抵の山はこれでいける。いわゆるミックスだとかアイスクライミングのような特殊なアクティビティ以外は問題なくこなせると思う。アイスも割といけるんじゃね?とは思うがシャフトがストレートなので無理かもしれない。

因みにオレのコルサの長さは50センチだ。杖的に使うには短いのでアプローチはストックを使っています。

#登山 #冬山 #ピッケル





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