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いつも通りの年越し


大晦日はお仕事だった。さすがに人も少ないのでぼやっと仕事して20時に退勤。


帰ると子ども達二人がそっけなく迎えてくれる。

上の子は「ママ、今からレッスンはじめるよ!」とこどもちゃれんじのiPadみたいなやつを見せて言ってくる。なんていい子なんや。
吸入器に薬液をセットして持たせ(いつもちゃれんじやりながら吸入してくれる)私はお風呂へ。

お風呂上がったらまだ吸入器持ってた。いい子すぎる。「ママ、もうレッスンおわったよ!」報告もいい子すぎる。

勉強中のお兄ちゃんにからむ3歳児の輩


吸入器をしまっていると、下の子が「ママ、食べたいものある?」と執拗に聞いてくる。違うよ。君が聞きたいのはママが食べたいものじゃなくて“ぼくがたべてもいいもの“のことだよ。

下の子は自分がお腹空いてる時に人に何か食べさせて、そのご相伴に預かりたがる。預かれたらその方が食いしん坊度が下がるとでも思っているのだろうか。いや、下がらない(反語)。


実家の大晦日は決まってお夕飯が天ぷら蕎麦なので、つゆを温めてお蕎麦を入れ、えびを二尾のっけて食べる。それを食いしん坊の下の子にめちゃくちゃ見られている。「ママ、ぼくもこれ食べたい」もう夜遅いからダメだよ。

うちの母がポテトスナックみたいなのを食べ始めたので下の子の関心がそこへ行く。動物園の餌やりみたいにぽんぽん貰って食べている息子を尻目にテレビを見る。

職場の人にいただいたエビスビールと、これまた職場の人にいただいた私の名前を冠した日本酒をあける。酒のみなので、タダで酒を飲めることで割と良い年末年始を送れている感がある。


さすがに22時には子供達を寝かしつけ始めなければならなかったので、コップをひとまず置いたまま寝床の用意をする。さすがにまだ飲み足りない。

しかし、絵本の4冊目を読み始めたぐらいのところで自分も寝てしまった。




4時に目が覚める。年が明けてた。

食卓を見ると、洗われていない箸やコップが置いてある。そりゃそう。まだ飲みたかった…


お正月とはいえ夕方まで車を出す用事があるし、朝から飲むわけにいかない。せめてお正月っぽいことしようとしばらくスマホを触ってみて、大体やることもなくなって日記を書いている。

書き終わったら勉強をする。いつも通りの毎日すぎる。私はなるべくいつも通りでいたいのでこれでよいよい。


あけまして…は言えないのだけどせめて今年も良い一年になりますように。


あ!今まで今年「は」って言うことが多かったけど、今回は昨年がなかなか良い一年だったので今年「も」って言えるな。それを今改めて実感できた気がする。嬉しい。



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