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【解剖学】筋肉の基本

【2023/11/25 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【解剖学】
  ⏩筋肉の基本 についての解説
  (起始・停止 関節運動)

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こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長のもぬけです。

当たり前のこと過ぎて、問題として出されると一瞬混乱する内容です。

筋肉の収縮をする際の、起始停止を理解していきましょう。

【筋の収縮】
 ▶力を出すとき収縮して短くなる。
  筋の停止が起始に向かって引かれる。
 ▶3次元的に起始と停止間の距離が最も短くなるような運動のこと。

筋の両端のうちで筋が収縮するとき動きの少ない端を「起始」と言います。
(逆に大きく動く端を停止。)
※動きの程度によって起始と 停止を区別できないことも多い。

例えば、口輪筋などは起始停止は存在しません。

【起始停止の定義】
 ▶ 一般に体肢の筋では体幹に近い方 (近位端)を起始。
 ▶体幹の筋では脊柱に近い方を起始
 ▶体幹の筋で上下方向に伸びる筋では骨盤に近い方を起始

【筋の作用】
 屈曲・伸展
 内転・外転
 内旋・外旋

起始と停止の位置関係を知り、さらに関節の可動性(動き方が)が分かれば、筋の作用を合理的に推測できます。

【屈曲】
 関節の角度が小さくなる運動
 体節同士のなす角度が小さくなる

【伸展】
 関節の角度が大きくなる運動
 体節同士のなす角度は大きくなる

【内転】
 正中面に近づけていく運動
 体節が身体の中心線から近づく

【外転】
 正中面に遠ざける運動
 体節が身体の中心線から遠ざかる

【内旋】
 内側に回転させていく運動
 開始肢位での前面が内側に向く。

【外旋】
 外側に回転させていく運動
 開始肢位での前面が外側に向く。

【回内・回外】
 前腕にのみ使う。
 手のひらを上にした状態が回外



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