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【整形外科】図解(イラスト)とゴロで簡単「フォルクマン拘縮」の覚え方

【2021/10/24 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【整形外科】
 ⏩ フォルクマン拘縮 についての解説

こんにちは!
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【整形外科】フォルクマン拘縮について

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英語:Volkmann contracture
別名:阻血性拘縮
 前腕部で生じた筋の腫脹により筋膜内の圧が異常に高まったことによって起こる。
 循環障害による筋の阻血性拘縮、放置すると筋は変性し線維性拘縮となり、重篤な障害を後遺する。

フォルクマン拘縮の症状として筋が線維化し短縮が起こります。
国家試験ではこのフォルクマン拘縮の拘縮肢位も問われますので覚えておきましょう。

【フォルクマン拘縮】
 ▶手関節:軽度屈曲
 ▶中手指節関節:過度伸展
 ▶近位指節間関節:屈曲
 ▶遠位指節間関節:屈曲
 ▶屈曲拘縮は第三指が強い

【好発部位】
 小児の肘周辺骨折(とくに上腕骨顆上骨折)に多い
 前腕骨骨折などに合併することが多く
 正中・尺骨神症の神経症状を伴う。

【阻血の5P】
 ▶疼痛
 ▶蒼白
 ▶拍動消失
 ▶感覚異常
 ▶麻痺

【阻血の5Pのゴロ合わせ】
 相当吐くカンマ

 相(阻血・蒼白)当(疼痛)吐く(拍動消失)カン(感覚異常)マ(麻痺)

【診断のポイント】
 ▶耐えがたい強い疼痛が最大の特徴
 ▶手指(とくに母示指)の他動伸展で疼痛が誘発されれば、強く疑った方がよい。

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