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【生理学】糸球体濾過量(GFR)について

【2022/10/15 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【生理学】
 ⏩ 糸球体濾過量(GFR) についての解説

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オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長のもぬけです。

【生理学】よく出てくるアルファベット3文字まとめ

【RBF:腎血流量】
 血圧に関わらずほぼ一定に保たれる。

【RPF:腎血漿流量】
 腎臓に入ってくる血漿量のこと。

【GFR:糸球体濾過量】
 腎臓に入ってきた血漿のうち、糸球体で濾過されボーマン嚢へ押し出される濾過量のこと

【PAH:パラアミノ馬尿酸】
 腎血漿流量測定に用いる物質
 【GFR】は【RBF】と違い、全身の血圧や内圧によっての影響を受ける
 (例:糸球体血圧が低下するとGFRも減少する。)


【生理学】糸球体濾過量(GFR)

英:glomerular filtration rate
糸球体で濾過されてボーマン囊へ押し出される毎分の濾過量

「glomerular」はグラメリュラーで糸球体という意味を言います。

GFRが100ml/分とすると、1日当たりの糸球体の濾過量は100×60× 24≒150,000mlにも達する。

よく血液検査で書かれているのはこのGFRにeを追加したeGFRです。

【推算糸球体濾過量:eGFR】
 英:estimated Glomerular Filtration Rate

実際に、GFRを測定するには、「イヌリン」という犬みたいな名前の食物繊維を点滴して、それが尿や血液でどうなっているのかを測る必要があります。(めんどくさい)

なので健康診断などでは推定の値を表示しているというわけですね。

【糸球体濾過量に影響を及ぼす因子】
 ▶腎血流量
 ▶全身血圧
 ▶糸球体血圧
 ▶ボーマン嚢内圧
 ▶血漿の膠質浸透圧
 ▶糸球体毛細血管透過性の変化
 によって影響を受ける。

つまり、出血したら糸球体濾過量も減る。
腎臓に石ができたり、尿管に石ができたりしても糸球体濾過量が減る。
逆に、血液量自体が増えると糸球体濾過量も増える。

ということです。

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