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【柔道整復学】肩関節前方(烏口下)脱臼

【2023/08/05 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【柔道整復学】
 ⏩肩関節前方脱臼  についての解説

こんにちは!
オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長のもぬけ です。

【肩関節脱臼の分類】
 ▶前方脱臼
  →烏口下脱臼
  →鎖骨下脱臼
 ▶後方脱臼
  →肩峰下脱臼
  →棘下脱臼
 ▶下方脱臼
  →腋窩脱臼
  →関節窩下脱臼
 ▶上方脱臼
  →烏口突起上脱臼
 ▶反復性肩関節脱臼


【柔道整復学】肩関節前方脱臼の発生機序

【肩関節前方脱臼の発生機序】
[直達外力]

 後方からの外力
[介達外力]
 ▶
墜落・転倒して手掌をつき、肩関節に過度の伸展力が起こり発生
 ▶肩関節過度外転により槓杆こうかん(テコの原理)で
  ※上腕骨近位端部 が 関節窩上縁・肩峰 に衝突
 ▶ものを投げる自家筋力
  ※外転・外旋


【柔道整復学】肩関節烏口下脱臼の症状

【烏口下(うこうか)脱臼症状】
 ▶肩関節:約30°外転
 ▶上腕軸:外転内旋位
 ▶三角筋部の膨隆消失
 ▶肩峰が角状に突出
 ▶三角筋胸筋三角
  ※モーレンハイム窩
 ▶肩峰下:空虚
 ▶烏口突起下に骨頭を触知
  ※骨頭の位置異常
 ▶やや外転位の上腕を胸壁につけても手を放すと、
  ただちにもとの位置に戻る
  ※弾発性固定

【鎖骨下脱臼(少ない)】
 ▶骨頭:鳥口下脱臼よりさらに内方へ
  (鎖骨下に触れる。)
 ▶上腕の外転度はさらに大きくなる
  (水平位になることも)
 ▶上腕は短縮してみえる。


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