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『JETMAN』開発-セーブ実装完了-

ラスボスの作業が一段落したのでセーブ周りの実装の改修に着手しました。

なぜ改修するのかと言いますと、セーブスロットが1個しかなかったからです。最低限1個あればゲームとしては成立するのですが、複数あると例えば「家族で遊ぶ」とか「ガチ用と配信用で分ける」とか「クリアしたデータは残しつつもう一回最初からやってみたい」とか色々な需要に応えられます。あと開発中の実装や調整のチェックに便利だったりします。費用対効果はめっちゃくちゃデカいと判断しました。

アクツクMVの仕様上、セーブスロットが複数あり、変数で指定すればそこにデータを格納することができるようになっています。自分のイメージでは、ゲームでよくある、セーブロード時に「プレイ時間」「進行状況」が一覧で表示されて、どれをロード(どれにセーブ)するか選ぶタイプのUIを作ればOK。そんな軽いノリでした(できると思ってた)。

しかし、どうやらアクツクではそのタイプの実装は(おそらく)不可能でした。セーブデータを一覧させるには、各スロットに保存されている変数を参照して同時に表示する必要があるのですが、この「同時に」が無理っぽいです。一度に参照できるのは1個のスロットだけ。うーむ。困った。

やり方がどうしても思い浮かばない・・・と別の方法を模索し始めたのですが、ふと頭をよぎったのが、同じアクツクMVで作られた『Steel Sword Story』というゲームのUI。

こちらのゲームはセーブスロットが3つあり、自分が想定しているようなことを実現されていたのです。すげぇ!なるほど!そういうことか!

同時にデータをロードすることができないのであれば、1個ずつ表示すれば良いのでした。つまり↓こういうことです。

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選んでいるスロットの詳細データだけを表示する形式にしました。これでも全然いけますね。いやぁうれしい。先輩ツクラーさんにヒントをいただきました!ついでに実績的な要素を追加で実装しました。うん、それっぽくなった!ということでセーブの改修が完了しました!

それではまた!

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