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肩書きは役割分担

ごきげんよう、麗しのモンブラン夫人よ。今日も魂磨きのためのありがたいお言葉をブッ込むから、良くお聞きなさい。

先日、子羊ちゃんがポロっとこぼしたの。

「デートの時に、彼が店員さんに偉そうな態度を取るところを見てしまってショックで・・・。モンブラン夫人だったらどうしますか?」

この手のお話って、意外とありがちじゃないかしら。

こっちはお客なんだから。お金払ってるんだから。社長なんだから。有名人なんだから。と横柄な態度を取る人。

わたくしだったら、取り合えずドン引きするわね。(普通?普通なのよわたくしって)

そして、もし大切な相手なら、何故そのような態度を取ったのか聞いてみるわ。そのあとで、また同じようなことを続けるなら、その人とは距離を置くわね。

自分がどんな立場であろうと、理由もなく高圧的な態度を取るのは品が無さすぎるし、まず何よりも店員さんに失礼でしょう。

肩書きや立場というものは、ただ単に、人それぞれの役割分担よ。そこをカン違いしてマウントを取ったりすると、返し技で痛い目に遭ったりするからお気をつけなさい。能ある鷹は爪を隠しているものよ。

もちろん、時には武器やステイタスになることもあるでしょうけど、そんな時はぜひ、スマートで品の良い使い方をして、役割に相応しい振る舞いをしていただきたいものね。

今日も一日、モンブラン夫人のありがたい言い付けを守って精進なさい。ごきげんよう。

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