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足もみセラピスト養成講座を開講するにあたって

足もみセラピスト養成講座は、リフレクソロジストを目指すだけでなく、身の回りの大切な人達をリフレクソロジーで元気になってもらうための技術と知識を身に付ける講座です。
講座の説明をする前に、私がこの養成講座を開講することになったきっかけと、将来の野望を聞いてもらえますか?

私は、16年前にリフレクソロジースクールのプロコースを受講しました。資格はとったものの、子育て、家事、会社勤めで忙しくてリフレクソロジーの施術をするまで手が回りませんでした。

焦る心、鈍る腕。この状況を打破したい。悶々とする私のところに、一筋の光が刺すかのような情報が舞い込んできました。先輩リフレクソロジストから、
「足もみ塾の吉田先生が、足もみセラピストという養成講座をやっているよ。先生は、世界中の良い技術を集めて研究しているから、効果的な施術をしたい人にはピッタリだよ」と教えてもらったのです。

さっそく足もみ塾の門を叩き、足もみセラピスト養成講座を受講することになりました。ここでの講座は、実技も座学も驚きの連続でした。反射区という、足裏と体内が神経で繋がっている部分のことだけでなく、筋肉、骨格、全身とのバランスまで考えて施術をするのです。それ以上に、吉田先生のお人柄に何より魅了されました。心が広いだけでなく、心が強くて相手を優しく包み込んでくれるような存在です。父性だけでなく、母性も兼ねそろえていました。ほめて、ほめて、ほめてくれる指導で技術に自信がつき、リフレクソロジーの奥深さに触れました。それで、「これは本物だ」と確信したのです。

私は、どこかで「吉田先生がいれば今後は安泰」と、寄りかかっていたところがありました。しかし、吉田先生は昨年体調を崩し、闘病の末2023年6月17日にこの世を去りました。はっきりいって、吉田先生がいなくなってしまったことは、リフレクソロジーにおいては日本の、いや世界の大損失なのです。この最高の技術を、知識を、この先も伝承できる場が必要です。吉田先生から受け取ったバトンを、私で止めてしまうことは更なる損失です。そこで、私は足もみセラピスト養成講座を開講し、手技も知識も学べる場を作る決意をしました。

学ぶだけではありません。施術を経験して、腕を磨く場も作るという野望があります。私は、日本だけにとどまらず、世界中に優秀なリフレクソロジストを増やしたいのです。私のサロンで、私と一緒にリフレクソロジーをしてくれるセラピストが増えれば、お客様の健康で幸せな人生を送るお手伝いができます。それが、この先の人生の役割だと確信しています。講座の開講は、そのためでもあります。やっぱり、この施術が最高だよね!足の感覚がまるで違う!このサロンに来てよかった、お客様にそう実感して頂ける場所を世界中に増やすという、野望の第一歩を一緒に歩んでほしいです。


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