【価格差4万】Xiaomi 12T Proは買いなのか【7万円代ならギリセーフ?】
どうも。しばもんです。
ついったー @monsivamon
はじめに
前回記事で12T Proのレビュー記事を投稿した。
今回は日本国内向けの発売が正式に発表されたXiaomi 12T Proについて前モデル11T Proと比較しながらどこが進化したのか、買いなのかについて考察していく。
私は以前11T Proを購入して4ヶ月ほどメイン機として使った経験から11T Proについて使用感などある程度把握しているので今回この記事を書こうと思った次第である。
スペック比較
ではまず、ざっと下記の表を元にスペック比較をする。
有利な方は黄色、12T Proのネックになりうる点については赤字で記載している。
SoC
まずSoCだが、発熱やバッテリー持ちに不評の多い888から8+Gen1へ変更。
ここは単純に一年かけた進化と言える。
排熱構造も進化しているのでゲームに強くなったのは疑いようがない。
海外レビュワーの検証結果では以下のように多数のハイエンドの中でも原神で高FPSプレイ可能であったという検証結果もある。
ディスプレイ
次にディスプレイだが良くなった部分と悪くなった部分がある。
表示について色に違和感がない、パッと見綺麗だと思うのは12T Proである。
11T Proも悪くはないけど青みが強く違和感があった記憶。
これは以前のレビューでも記載しているが1920HzのPWM調光を採用したことによるものである。
だが一方で画面輝度が低下をしている。
これはどういうことかというと、直射日光下などの明るい環境で見にくくなったということを示している。
実際、私も外に持ち出して12T Proを持ち出して写真撮影を行ったが特に晴天でものすごく晴れているとき12T Proは画面が暗いと感じ撮影しにくいと感じることがあった。
ボディ
ボディのサイズ感や重量については表裏ともにほぼ同じと言って問題ないと思う。
強いて言うなら12T Proはカメラの出っ張りがすごい。
それと12T Proはサラサラした背面パネルで高級感がました印象。
11T Proはどちらかというと安っぽさを感じる。
ちなみに12T Proは11T Proのガラスフィルムが流用可能。
指紋センサー
11T Proは旧来の側面指紋センサーだったのに対し、12T Proは指紋センサーが画面内指紋センサーとなっている。
精度も全く問題ない。
画面内指紋センターはスマホを机においたままロック解除できることである。
側面指紋センサーの場合一度スマホを持ち上げる必要があったので個人的には画面内指紋センサーのほうがありがたい。
どちらも顔認証対応。
カメラスペック
まず超絶進化したメインレンズだが、11T ProがISOCELL HM2なのに対し、12T ProはISOCELL HP1となる。
いずれもサムスン製のセンサーではあるが、HP1がハイエンド向けセンサーなのに対し、HM2は元々ミドルスマホ向けに作られたセンサーであり、特に夜景性能に難があることで知られている。
また、12T ProがOISに対応しているのに対し、11T Proは非対応となっているため、写真だけではなく動画撮影性能も圧倒的に12T Proに分がある。
12T Proのカメラスペックは紛れもないフラグシップ級のカメラである
自信があるのでしょう。だいぶ細かく書いてある。
11T Proはフラグシップと言っているが、正直なところこれは誇張表現であると思う。全然綺麗には撮れないです。
自信がないのかあまり詳しく書かれていない
難しいことを取っ払ってものすごくシンプルに言うと12T Proが超きれいに撮れるフラグシップ級、11T Proはミドルクラスで大して凄くないと認識してもらえればOK。
詳しくは作例比較で。
続いてサブレンズの話をする。
超広角は11T Proとくらべてセンサーサイズが小さくなりました。
マクロは11T Proとくらべてセンサーサイズは同じだが、Galaxy coreというよくわからないメーカーのセンサーを採用しているせいか画素が低下したせいかはわからないですがきれいに撮れません。
これらに関してはそもそものスペックが低すぎて使うメリットほぼないと思います。
私自身も全くと言っていいほど使ってません。
作例比較もする気ありません。
値段
4万円値上がりしました。
作例チェック
カメラスペックのところでも少し触れているが、12T Proに変わってSoC以外の面で劇的なスペックアップを果たしたのがメインレンズである。
というわけで、同時に撮影をした訳では無いが似たようなシーンの写真を引っ張り出してきたので並べてその進化具合を見ていこうと思う。
まぁ、11T Proあんま綺麗に撮れた記憶がないから作例もあんまないんですが、、。
最大画素
この写真は11T Proの1億画素モードで撮影したものである
四角部を切り出したてみた。
続いて前回レビュー記事にも同じ写真を載せているがもう一度載せる
これが最新2億画素パワー。
見ればわかりますが全然違います。
昼間
明るい環境であれば大差はないが、12T Proは白飛びするかしないかギリギリまで明るして撮ろうとする傾向にあるのでパッと見の印象が良くなりやすい。
メシウマ
12T Proのほうが細部の捉え方が素晴らしい
都市夜景
カメラの格の差を見せつけるシーン
HDR性能もノイズ量も段違い
こっちも同様
超広角夜景とISP性能
超広角についてはどちらも酷く見てられるものではないが、12T Proはセンサーのスペック自体は低下しているはずなのに多少撮れている気がするのは、最新SoCのISP性能でごまかしてるのだと思われる。
最新SoCには純粋な端末パフォーマンス以外にこういうメリットが有るのを覚えておいてもいいだろう。
参考:Find X3 Pro(超広角最強クラスの一台)
まとめ
11T Proと比較しながら12T Proについて語ってきたがいかがだっただろうか。
正直な感想として私個人的にはカメラ以外12T Proは11T Proからのマイナーチェンジであると考えている。
私はオタクなので2億画素楽しいしディスプレイもきれいになったと認識できるが、一般人にとってこのスマホが11T Proと比べたときに革命的な進化をしているかと言われると微妙な気がしてこないでしょうか?
また、正直12T Proの定価11万は強気価格すぎると思う。
ここまで出すならば10万も15万も値段は変わらないと個人的には考えているので競合端末としては各社本気なフラグシップが相手となるが、同価格帯のハイエンドと比較してこの端末の良い点はSoCとメインレンズに限定されると感じるのでこれを買う理由としては少し弱い気がする。
例えば以下が同価格帯の競合になり得る
Google Pixel 7 Pro ¥124,300
Xperia 5 IV ¥137,280
iPhone14 Pro ¥149,800
この三台並べられて総合力で12T Proが勝てるかと言われたら絶対にないと個人的には思うしおそらく100人に聞いても同じ反応をするでしょう。
地味に12T Proは完全防水には非対応ですし。
価格でインパクトを出せず、フラグシップ大好きな私から見たら性能も中途半端、それでいて11万円。
無いなぁって思ってしまったのが正直な感想。
12T Proの値段が公表されたことで各ECサイトやMVNOで在庫処分価格になっている11T Proに再び注目が集まっていますが、12T Proの購入を悩んでいてカメラに拘らない人ならば11T Proを買ってしまっていいと思う。
一方、iijmioのキャンペーン価格MNP ¥79800で買うのは現状最高峰のスペックをもつ12T Proの価格としてみるとわりとありなきがします。
というか、現状買うならこれ以外選択肢としてありえないと思います。
容量128GBっていうのが心もとないですが、256は14万のソフトバンク専売ですしね。
結論、iij価格なら買い、そうじゃなければ他の端末も視野に入れた比較検討がおすすめ!
スキ!されると記事制作のモチベーションになります。
ではまた。ちゃーお。
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