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【にこスマ】LG V60 ThinQ 5G レビュー【LG最後のフラグシップ】

どうもしばもんです。
ついったー @monsivamon

はじめに

今回ニコスマで謎の投げ売りセールをしていたLG V60ドコモ版を入手したのでかなり久しぶりにレビューしていく。

LG V60についてサラッと紹介しておくと、LG撤退前最後のハイエンドSoCを搭載したスマホで最大の特徴はサブディスプレイを装着することで2画面になることなのだがあいにく所有してないので、今回のレビューはそのあたりの話はすっ飛ばしてLG V60 ThonQ 5G本体のみのレビューとなる。

これ単体のスペックでケチをつけるとするならば、望遠レンスがないこととディスプレイが60Hzなことくらいでそれ以外はガッチガチの国内向けフラグシップ仕様。
防水防塵、おサイフケータイ、マイクロSD、イヤホンジャックだけでなく、当時としては珍しいバッテリーは5000mAhに急速充電(PD 27W)、無線充電にも対応とウルトラもりもりスペックな端末である。
リバースチャージには非対応。

詳細なスペックは以下参照

端末デザイン

表面はいわゆるフラットディスプレイでノッチスタイルである。
サブディスプレイを装着するためにベゼルは太めに取られており、最近のベゼルレススマホに見慣れているとシンプルにダサく感じる。
バッテリー容量に反して薄いので持ちやすいかと思いきや、そもそもデカいから片手操作はかなり厳しい。
ベゼルが太めにとってあるせいで画面サイズの割に持ちにくいデザインとなってしまっている。

最近のスマホと並べるとそのベゼルの太さが際立つ。
左 LG V60
真ん中 vivo X90 Pro+
右 AQUOS R7

背面にはダサいの結晶たるドコモロゴが刻まれている。。のはどうでも良く、Galaxy S10のカメラをパクったデザインとなっている。
レンズが3つくらいついてそうだが、背面は二眼である。

UI

LG V60には独自のLG UX 10.0というものが搭載されている。
個人的によく触っているチャイナUIと比べたときに特に面白い機能はないので詳細は省くがなんとなくSamsungっぽい。

アップデートでAndroid12へ更新されておりセキュリティアップデートも2022/12のものが現状来ている。

ドコモの発表を見る限りAndroid13への対応はなさそう。
リンクを貼るが、ここにないということはアップデートされないということである。

UIへの不満

以前のPixelなんかと同じでスクショしたときに音がなる謎仕様のため、人前で気軽にスクリーンショットが取れないのは地味にストレス。

それと、写真アプリはあるが画像編集はGoogleフォトのものが使われるので必要な人は別途インストール必須。(以前はあったらしい。Android12へのアップデートで廃止?)

上記内容の不満は以前に解決法を提示しているので興味ある方は合わせてご覧ください。

性能ベンチマーク

Snapdragon865搭載機として普通の数値。
しいてコメントするなら発熱対策をしっかりしているようで、ベンチマークを何回してもホッカイロにならないのは流石と思った次第。
865端末を何台も購入している私としては比較的どのスマホも熱かった記憶(888とか8Gen1よりはマシ)があるのでいい意味で期待を裏切られた。

カメラスペック

Device infoから抽出したものは以下となる

メインセンサーはISOCELL GW1 26mm
センサーサイズは1/1.72となり、Samsung版IMX686と考えてもらえば良い。
ちなみにこの時代では珍しいOISも備える。
同時期の類似スペックな端末としてはRedmi K30 Zoom(中国限定)やZenfone7 Pro。
ちなみに、動画ではOISを使わず電子手振れ補正となるため動画性能は微妙。
1080p/4K 60fpsが撮れるのは個人的に印象良し。
V60の面白いところは標準画角が26mmとなっていることで個人的にあまり聞いたことのない画角であったこと。

超広角はISOCELL 3M5 15mm
センサーサイズは1/3と小さく、その他のスペックも高くないがと当時としてはそこそこ良いセンサーとなる。
当時の超広角としては珍しく動画は1080p 60fps撮影が可能。

陰キャに需要のないインカメの説明は省略。

写真作例

昼、メシ

まぁ普通。特に感動はない。

超広角
二倍ズーム
メシ

最新機種と比べて見る(昼)

三年でスマホカメラはここまで進化しました。が言いたいだけ。
比較対象はvivo X90 Pro+

ダイナミックレンジと解像感の差が露骨にあるのがおわかりいただけるだろか。

部分拡大すると解像感とノイズ量に大きな差があるのがとても良くわかる。

背景のボケ量とダイナミックレンジの差が見える。
LGは雲が白飛び寸前。

都市夜景

夜景はイマイチ。
V60のレビュー動画ですごく綺麗でお気に入りです的なコメントしてる方がいたのでそこそこ期待はしていたけど、やっぱそうだよねっていう感想。
参考程度にX90 Pro+も並べて貼る

手前のライト以外真っ暗なところ

カメラUIについての不満

超広角へワンタップで切り替え不可能。
切り替えるためには2回タップしなければならない謎なストレスフル仕様である。(1回タップでデジタル2倍)
それと、夜景モードへの切り替えが手間。

動画

1080p 60fpsで撮影。
この設定だと光学式手ぶれ補正が効かない為、ガタガタになりがち。

スピーカー

結構いい。
画面が大きいのも相まって動画視聴には最高。

V60はLG 3Dサウンドなる機能を有効化することで拡がりのある音へとなりこれがかなり良い。 また、Quad DAC機能を内蔵しておりイヤホンの音質もとてもいい。

総評

何年ぶりかわからないくらい久々に触ったLG端末だったが、まず思ったのはLGというメーカーがAndroid古参勢だけあって端末の安定感と完成度は凄まじいものがあり撤退が惜しいメーカーであると感じた。

いろいろ文句は言っているが、それは最新端末と比べた場合の話であり、これ単体では全く悪いところがないと感じた。

18000円で買えたというのもあって個人的にはとても満足している。
当面お風呂端末として活躍して貰う予定。

スキ!されると記事制作のモチベーションになります。

ではまた。ちゃーお。

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