【最後の激安Pixel?】Pixel 7 レビュー【良バランス】
どうも。しばもんです。
ついったー @monsivamon
はじめに
今回は昨年の発売日よりキャリアの大幅割引でばらまかれ続けているPixel 7を3月末に滑り込みで格安入手してきたので早急にレビューしていく。
スペック
まずはざっくりしたスペックを競合端末とともに掲載する
この表からは抜け落ちている重要なスペックとしては以下
・顔認証対応
・無線リバースチャージ可
・防水防塵、Felica対応
ハイエンドとしてはごくごく標準的なスペックで日常利用で不便に感じる点はないと言い切って問題ないでしょう。
個人的にPixel7シリーズで変化した最も良い点は顔認証に対応したことであると考えている。
まぁ他社はもっと早くから顔認証やってたからPixelは周回遅れだなと思ったのは口が裂けても言えない。
おっと、心で思ってたことを書いてしまった、、。
その他詳細スペックは下記参照
デザイン
前面はパンチホール1つのシンプルデザイン。
サイズは6.3インチと最近のスマホからすると小さめ。
フラットディスプレイなのでガラスフィルムを使用可能。
参考までにライバル機種であるiPhone14を並べる。
見ればわかるがiPhoneより一回り大きい。
裏面はPixel6以降で採用されている横長のカメラユニットがトレードマーク(?)
おサイフケータイ搭載端末ではおなじみのFeliCaマークが見当たらないがカメラの下~Gマークの上辺りに有るらしい。
なおここで多くは語らないが、Pixel7は温度差でカメラ部のガラスが割れる個体があるらしく、念のため私はカメラ側にもガラスフィルムを装着している。
私個人的に使ってるフィルムは以下
カメラの出っ張りはそこそこ。
Pixelシリーズの伝統ではあるが、電源ボタンが音量ボタンの上に配置されているのがなかなか癖ありで慣れが必要。
というのも、他社Androidの多くは電源ボタンが音量ボタンの下についているのでその感覚で操作しようとするととても誤爆しやすいのである。
あと、側面からカメラにかけてはおそらく塗装がえらく剥がれやすいので使用の際はちゃんとケースつけましょう。
個人的に使用しているケースは以下
ソフトウェア
リアルタイム翻訳
消しゴムマジック
以外特に目立った機能なし。
使いにくい部分は要カスタム
ベンチマーク
Antutuベンチマークの結果としては画像の通りでSnapdragonでいうところの888や888+に相当するスコアとなる。
Pixel 7にはTensor G2というSoCが搭載されておりGoogle独自SoCとしては二代目となるのだが、Google曰く省電力に振ったSoCとのことでベンチマークそのものは初代Tensorから殆ど伸びておらず、最近のフラグシップが叩き出す100~120万点あたりと比べてしまうとやや見劣りし、例えば原神などの3Dグラフィックをハードに使うゲームをプレイしたい人には厳しい性能であると思われる。
海外レビュアーによると平均フレームレートが37.2fpsとのことで少なくともこの端末はゲーム用には向かないのが伺える。
スピーカー
スピーカー音質を求めてこのスマホを選ぶのはNoである。
私が過去にレビューしたAQUOS R6よりは全然良い(というかR6は酷すぎる)がハイエンド帯としては音の解像感を感じることができず物足りなさを感じる仕上がりとなっている。
ただ鳴ってるだけで品がない音という感じ。
が、比べなければいうほど悪い気もしないのでそこまで気にする必要はないでしょう。
ハイエンドとしては最低クラスのスピーカー品質のスマホレビューはこちら
(※スピーカー以外はそれなりに良い)
カメラ
まずはサクッとカメラスペックについて解説をする。
スペック表のところにも記載しているが、メインカメラには1/1.31と大型のイメージセンサーISOCELL GN1を採用している。
このセンサーは初搭載(vivo X50 Pro+)が2020年と少し古いのだが優秀なセンサーであることが知られており、後に作例を乗せるが本端末でも安定した写りをする。
24mmと標準的な画角でこちらに関しては何も文句はない。
続いて超広角であるが、こちらは1/2.9とセンサーサイズとしては小さい上にAFにも対応しておらず広角マクロにも非対応な残念仕様でありはっきり言っておまけみたいなものである。
画角も114℃で16mm相当という最近のスマホとしてはかなり狭い画角となり絶妙に使いにくいと言わざるをえない。
ちなみにDevice infoでイメージセンサーの名前が取れないのでイメージセンサーの名前が間違っている可能性ありなのはご了承下さい。
Pixel 7は7 Proとの違いが望遠レンズしかないという人が一定数いるが、超広角を比べても7 Proは画角13mmでAF対応、広角マクロ撮影にも対応と差がはっきりと見て取れる為カメラにこだわりがある人は絶対にProを買ったほうが良いでしょう。
昼
昼の写真は特に文句が出るようなものでないので適当に貼っていく。
超広角は空の色が薄め?
デジタル2倍
GN1とグーグルパワーでズームしてもとても綺麗である
飯
特に問題なし
夜景
此処から先の作例はすべて夜景モードで撮影している。
Googleが夜景に自信ありますみたいなキャッチコピーでCM打ってるのでここには期待したいところだが、、。
比較用にvivo X90 Pro+の作例も並べていく。
メイン、超広角ともに左の建物上にゴーストが出現。
超広角はライト部分が白飛びしてしまう。
X90 Pro+ならそんなことにはならない
低照度レベルアップ
低照度がさらに進んでくるとメインでも耐えられない
奥のライトが白飛びしてしまう。
X90 Pro+であればこのレベルは難なくこなす。
フレア
そもそもPixel 7は夜景綺麗ですよと歌ってる割にはレンズ性能があまり高く無いようでフレアやゴーストが発生しやすい。
以下の作例を見るとフレアの他に画像中央付近にゴーストが出現しているのが伺える。
動画
昼に関しては全く問題なし。
手ぶれ補正も完璧。
一方夜は写真同様フレアとゴーストが目立つ。
まとめ
基本的に求められているハードウェアスペックはきちんと抑えられており、価格も8万円と言うのはかなりバランスの取れている端末であると感じた一方で、飛び抜けて良いところがないようにも感じているので知人におすすめしにくいのがネックかも。。と思ったのも正直な感想である。
次回作では競合と比べて圧倒的に強い点を目に見える形で実装してもらえたらもっと市場での存在感をあげることができるのではと思った。
カメラに関して昼の写りに関しては何も文句無しで完璧と言って差し支えないと思うが、夜景に難アリだったのが個人的には意外だった。
スキ!されると記事制作のモチベーションになります。
ではまた。ちゃーお。
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