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引き立つ甘みがお酒を呼ぶ「カリフラワーのスパイシーグリル」

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今回は「ポルトガル食堂」は、野菜の甘みをぞんぶんに引き出す「カリフラワーのスパイシーグリル」。野菜だけなのに、びっくりするほどお酒が進む一皿です。ぜひお試しください。

紋白蝶読者のみなさま、こんにちは。

すかっと秋晴れの日は本当に気持ちいい。今年は夏が長かったぶん、秋の肌寒さもいつもより嬉しく感じます。四季があると、周囲の色が変わり、温度が変わり、香りが変わる。だから、見慣れた景色やルーティン化した暮らしにも小さな変化が生まれて、それが不意に昔の記憶をくすぐったりなんてことも。平凡な毎日を送るからこそ、刺激をくれる四季ってありがたいなと思うわけです。なんてこんなことを思うのも、ロマンチックな秋だからこそですよ。

秋も深まると、だんだん寒くなることで甘みを蓄える冬の野菜たちがそろそろ店頭に並びはじめます。焼くとさらに甘さとうまみが引き立ってくるカリフラワーもそのひとつ。これまでは、生で食べるサラダや茹で汁をソースに使ったグラタンなどをご紹介してきましたが、今回は身近なスパイスを纏わせて焼くだけの、ビールやワインを呼ぶつまみおかずに仕立てます。

では、パパッと作っていきましょう。

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「カリフラワーのスパイシーグリル」

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