福井県初のブドウ の目揃え会　開催！

福井県でブドウの栽培が始まったのが9年前。今回、初めて県単位での目揃え会が開催されました。目揃い会とはなんぞや？

作物を出荷する前に、出荷規格、要領、選別基準を決める会です。 基準を決めておく事で、味、品質が保たれ、皆さまにおいしく食べていただく事が出来ます。 目揃え会では着色、果形をはじめ、収穫時期、出荷時期などの目安が決められます。

では、なぜ今まで行われてこなかったのか。それは、福井県のぶどう農家さんが少なかったことや、市場へ出荷する方の少ないこと、などが挙げられるんじゃないかと思われます。正確にいうと、全く行われていなかったのではなく、果樹栽培の盛んな地域では行われていたのです。

今回、県主催の目揃え会ということで、県も福井のブドウ「ふくぷる」ブランドをしっかりと育てていこうと考えているのではないでしょうか。

そして、品評会も同時開催ということで、「出品しないとふくぷる会員剥奪です！」と、脅されながら(笑)、私も恥ずかしながら出させていただきました。

あまり粒の大きさはないのですが、なんと糖度が21.5度と、一番高い結果となりました。え？そんなにあったの？どおりで「美味しかったのでまた来ました。」という方が多かったわけですね。

自分の持っている糖度計は、非破壊形糖度計と言って、粒に当てるだけで測れるという機械で、収穫時には一房4箇所ほど測ります。その糖度計は実際糖度との間にズレがあるようであまり信用していません。いつも低めに読み替えています。なので、今回の糖度は「あ、うちの糖度計、もしかして合っていたのね。」ということでした。「糖度計さん、疑ってごめんなさい。」

ふくぷるのふくいブドウネットワークの会員さんは80名ほど、今回の出品者は18名ほどで、少なかったのですが、皆さんの努力が垣間見れるものとなりました。

やはり、他の人のブドウ を見るって勉強になりますね。今回の投票結果は次回の総会で発表されるそうです。私のブドウ はまだそんなレベルに達していませんので、上位3位までに入ることはないと思いますが、今年は自分史上(4年目)最高の年になっていると感じています。秀品率もアップしていますし、出来の悪い房も減ってきています。来年からは娘の栽培となりますが、今年以上に良くなることを願っています。

いや〜果樹栽培って奥が深い❣️楽しいです。

(文責　りーちゃん)