どうも皆さんこんにちは。
「モノスト」 Monosuto (@monosuto0709yp) / Twitter といいます。
今回は「遊戯王マスターデュエル」で7/13日から追加された
【ドレッド・コンスピラシー】(以下DDCS)がもたらす環境変化について書いていきます。
新規カード一覧
一応、新規カードも抜粋して載せておきますが、一枚一枚を細かく解説などはしてないので、アプリ内で補完できる方は生じる変化まで飛ばすことをお勧めします。
蟲惑魔
アティプスの蟲惑魔
シトリスの蟲惑魔
プティカの蟲惑魔
キノの蟲惑魔
蠱惑の誘い
蠱惑の園
狂惑の落とし穴
ホールティアの蟲惑魔
暗黒界
暗黒界の龍神王 グラファ
暗黒界の魔神王 レイン
暗黒界の門番 ゼンタ
暗黒界の隠者 パアル
暗黒界の文殿
暗黒界の傀儡
暗黒界の登極
暗黒界の懲罰
ラビュリンス
迷宮城の白銀姫
ビッグウェルカム・ラビュリンス
ジェネレイド
影の王レイヴァーテイン
王の呪 ヴァラ
その他
神碑の牙フレーキ
魔界特派員デスキャスター
神羊樹バロメット
威迫鉱石サモナイト
生じる変化
【DDCS】以前の環境
【DDCS】以前の環境は、【クライマックス・オブ・ザ・ショウダウン】(以下COTS)によって追加された「深淵の獣」の追加による光・闇を用いるデッキへの圧から動いたといえるでしょう。
「深淵の獣」によって完成展開がより強固になった「烙印深淵デスピア」
「深淵の獣」下でも十分なスペックを誇る王者「ティアラメンツ」
「深淵の獣」を回避するべく生まれ、流行った「地属性GS」
「深淵の獣」を搭載しつつ、多様な展開と妨害をする「60GS」
新規リンクモンスターによって展開が補強された「スプライト」
主な環境はこのあたりでしょうか。
その他にも、「墓地メタ・罠」からなる「ビート」系
「アトラクター」を強く使える「ふわんだりぃず」
「神碑」「ヌメロン」等も一定数、存在していました。
「深淵の獣」を対策するか
「深淵の獣」と共生するか
これが前期の主なデッキ構築における思考でしょう。
積まれる誘発にも少々の変化が生まれ
少数ではあるものの《エフェクトヴェーラー》が誘発の択になったり
「深淵の獣」との兼ね合いから《DDクロウ》が入るようになったり。
「深淵の獣」を中心に、追加されたカードなども用いて環境が動いていたのが、【DDCS】以前の環境でした。
【DDCS】以降の環境
【DDCS】以降の環境は、
新規融合体を手に入れて暴れている「ティアラメンツ」
前弾から変わらず強力な立ち位置にいる「烙印深淵デスピア」
圧倒的な先攻番長として生き続ける「スプライト」
特にメスも入ったわけではないので「地属性GS」「60GS」もみる中
頭角を現し始めたのが、「ラビュリンス」となっています。
他にも、
相変わらず「ふわんだりぃず」「罠ビート」も環境に存在する形で
「深淵の獣」への対策に重きが置かれる形は変わらず、一部テーマが新規として強力なカードを手に入れた。といった形になりました。
これらの変化が招くものとして、私が一番に挙げたいものは
《ハーピィの羽箒》《コズミックサイクロン》《拮抗勝負》の本格採用
と、それからなる魔法・罠を重く用いるテーマに対しての逆風です。
中でも、僕が推したいのは《電光ー雪花ー》です。
自身も魔法罠の使用に制限を受けますが、それを置いても非常に強力な拘束効果を持っており、これもデッキによっては採用を検討されるかもしれません。
そもそも
前弾から一定数存在していた「罠ビート」
「深淵の獣」ギミックの採用から生まれる「復烙印・烙印の獣」
「ティアラメンツ魔法・罠」への回答
これらから、セットカードへの対応は以前から考えられていました。
それに加えて【DDCS】による「ラビュリンス」の爆発的増加
「ラビュリンス」で《天獄の王》の効果で《ハーピィの羽箒》をセットする人も多くいたことから、かなりの人数が《ハーピィの羽箒》を投入していることが分かります。
まとめ
環境考とするには、まだ日も浅いところではありますが
・「ティアラメンツ」「烙印深淵ドラグマ」「スプライト」
等のOCG11期のメンツに加えて、「GS」が環境の頭を押さえる中
「罠ビート」「ラビュリンス」「ふわんだりぃず」等のテーマも台頭しつつある。
・今後の展開として、《コズミックサイクロン》《ハーピィの羽箒》などの魔法罠に対して強く出るカードの流行が考えられる。
・環境トップは変わらず「ティアラメンツ」であることは変わらないが、考えるべきデッキの幅が広がった。