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佐藤弘道お兄さんの脊髄梗塞

衝撃的なニュースが入ってきた。僕は意外と「おかあさんといっしょ」フリークなので、当然佐藤弘道お兄さんも知っている。僕が子育てをしていたときはよしお兄さんだったが、その前に10年以上体操のお兄さんを続けていた。よしお兄さんと合わせれば20年以上二人でカバーしていることになる。伝説的な体操のお兄さんの二人だ。

今井ゆうぞうお兄さんが急死した時も驚いたが、今回も非常に驚いた。

佐藤弘道お兄さんが脊髄梗塞で下半身が動かなくなったというのだ。脊髄というのは脳から伸びて脊椎の中を通っている中枢神経でそこに栄養を送っている血管のどこかが詰まって神経に影響がいかず機能しないという状態と推察される。

下半身のみであれば脊髄の中では比較的下部の可能性が高いが、どれぐらいの重症度かはわからない。下部だからいいかと言われればそういうわけではないが、上部だと生命維持に関わる可能性もある。それよりはマシだというレベルだ。

特に体を動かすのが仕事であり、アイデンティティの多くを占めていたであろうひとにこれは死活問題だ。僕がある日下半身付随になると言われてもかなり困る。

歌のお兄さんとかお姉さん、体操のお兄さんが引退してからのおかあさんといっしょの頃のエピソードトークが僕は好きなのだが、佐藤弘道お兄さんは体操の時間ずっと男の子に浣腸され続けられたことがあるそうだ。一体どんな羞恥プレイなのか?

おかあさんといっしょは長寿番組で、僕が小さい時も見ていたし、大きくなって子どもを育てる側になっても見ていた。子どもの時は子どもの時で楽しんでいたが、大人になっても子どもと楽しんだ。一緒に子どもを育てた同志のような気持ちになるのだ。そんな気持ちになっている親は僕だけではないはずだ。

同志が病気で苦しんでいるのだ。何かできることがあればしたいが、今の僕にできることはないだろう。せいぜい祈るぐらいか。

僕がおかあさんといっしょで好きな曲がある。
それはぼよよん行進曲だ。

押し潰されそうになそんな時だって膝小僧に勇気をためて「今だ!スタンバイOK!」その時を待つのさ

そんな歌詞がある。いつか来るその日まで僕は祈り続けるだろう。

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