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適応障害で休職した話

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休職〜転職までの一連のnoteまとめ
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#自分

「自分」だけど、「自分」じゃないみたい

ご無沙汰しています。いい意味で、仕事の忙しさでなかなか書けていないnoteですが、さっき適応障害の診断を受けてから書いていたメンタルノートをたまたま見つけて気づいたのでちょっとだけ書きます。 みつけたノートは、2年前に休職指示のを診断書もらってから退職の意向を職場で告げるまでのこと、その後の気持ちの記録など、通院とカウンセリングのために書いていたもの。 その中に、「何かをできるようになるのが怖い。できるようになった後、頼られてばかりで、自分が頼りにできる人がいない。」って

適応障害の何割かは、「事故」だと思う

ご無沙汰しています。昨年の診断書が出て休職し、退職、職業訓練を経ての再就職で、現在はフルタイムで働いています。 新しい職場で戸惑ったりしながら、以前よりは誰かを捕まえて「話す」ことで頼ったり甘えたりできているのかな、と思っています。 そんな中、身近な人が去年の私と同じように診断書を受け取ったと連絡があり、改めて自分の経験を振り返ることもありました。 今回は、私自身が今もそう思っていることについて書こうと思います。 前提として タイトル通り、私は適応障害の何割かは「事故

「今日もご飯がおいしい。」の追記

診断書が出た反動で書いたnote。 数日たって、他のnoteにも助けられたのでつけました。そしてその中で知れてよかったものとか、2つほど紹介を。 1つめ:Hayakawa Booksで紹介されていたもの 紹介されている本そのものはまだ読んでいないのだけど、このnoteに書かれている「兆候」が少しでも受診や助けを求めることそのものを躊躇う人の後押しになるんじゃないかなと。 2つめ:りまこさんのnote 入り口はこの次のnoteだったのだけど、こちらのnoteの出たしに

休職から1ヶ月くらい経ちました

ながかったような、はやかったような1ヶ月。 そして、思っていた以上に「適応障害」ってやっかいなやつだなぁ、と感じています。 大変 まずシンプルに、大変だなぁと。「調子が良いな!」とルンルンな日もあれば、「まってもうこんな時間ですか・・・おはようございます・・・」な日もある。「集中力ないなー」って思った翌日には「あれ?さくっとやったけど結構集中してたしこんなに時間経ってる!」ということも。 この調子の良いときと、あんまりよくないときのはざまで、「きっと、いつか『そういえば

インポスター症候群とCreepy Nuts

きっかけはたまたまFacebookに流れてきたこの記事。 初めて、「自己肯定感を高める」とか「適応障害からの回復」とか、そういう文脈以外で自分の感じているものに似た感覚が書かれているのを見つけた。 それが初読の感想。これまで自己肯定感を高くするにはこうしたら良い、とか、こういう思考にしていこう!みたいな記事を読んできて、実践してみながらなかなかピンときていなかったのは、私の場合はこの「インポスター症候群(体験)」と呼ばれるものが根底にあったからなのか。経歴がリセットされて

ゆるゆるー自分なりの魔法のことばをさがす

お久しぶりです。来週の採用試験に向けて準備をしながら、少し意識していたことをいったん記録として書いておきます。 「がんばる」の代わりになる表現がわからない あまりにも当たり前になっているこの表現。似ているんだけど少し違うニュアンスを出す、という言葉もなんだかパッと思い浮かばないなぁと。 失業保険をもらえる期間は当然ながら決まっているし、何より働きたくないから辞めたわけではない。心もとないことはあるけれど、基本的には働くなかで得られる経験を積み上げながら生活を楽しく面白す