「市井の人たち」を描きつづける上原隆さんにノンフィクションの取材について聞きました。
たえがたき「ある一日」を紡ぎつづける作家の話「後編」です
なんてヒドいことを聞いてしまったのか?
長いインタビューの間に、質問したあと自身で「ああ…」とうなだれることがあるという。
読者としても、このひとは、すごいことを聞くんだなぁと思う。
しかし、そのヒドい質問ナシには人物記は芯を欠いたものになる。
そうしたスリリングなやりとりが、上原さんの短編コラムの魅力でもある。
聞き手・文=朝山実
写真=山本倫子
ツライときに支えとなるゲンカイ哲学って?上原さんに聞いた。
前