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2月の宝石 アメジスト(紫水晶)の魅力について

深い紫色が思慮深い気品を放つ2月の誕生石「アメジスト」の魅力と逸話、品質の見分け方についてご紹介します。

アメジストの名前の由来は?

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アメジストは和名を「紫水晶」といい、その名の通り紫色の水晶です。水晶の中では最も高価な水晶だといわれ、古代ギリシアでは「身に着けることにより酒に酔わなくなる石」だと云われ、「アメジスト」の名前の由来もギリシア語の「amethistos(酒に酔わない)」からきているとされます。

ギリシア神話では「機嫌の悪い酒神ディオニソスが、最初に見かけたものを虎に襲わせようと考え、そこに、月の女神ダイアナの神殿に向かおうとしていたアメシストがたまたま通りがかってしまいます。アメシストに襲いかかる危険を察知した月の女神ダイアナが、間一髪のところでアメシストを石に変え、アメシストを救いますが、ディオニソスは石になったアメシストを見て、ひどく後悔し、持っていた葡萄酒を石にそそいで、美しい紫色の宝石に変えた」という伝説があります。この伝説から、古くからアメジストは酩酊を防ぐお守りとされ、お酒や人生の「悪酔い」から身を守ってくれる宝石とされました。

また、アメジストの持つ紫色は古くから霊的な権威の高い色とされており、ユダヤ教では「聖なる宝石」、キリスト教では「司祭の石」と呼ばれ尊ばれてきました。


アメジストの石言葉

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アメジストの紫は古来から高貴な色だとされ、精神性の高さや誠実さ、心の平和を象徴する石だといわれます。

石言葉

誠実な愛、心の平和、高貴さ、インスピレーション


ヒーリング効果

ヒーリング効果としては、「恋愛成就」、「精神的な不安や怒りを抑え、心の平安をもたらす」、「迷いを遠ざける」、「インスピレーションや直感を高める」といった効果が期待できるとされます。



アメジストの品質の見分け方は?

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アメジストは色の濃いものから薄いものまで幅広い色合いのものがありますが、品質が高いとされるのは、色が濃く、なおかつ透明度も高く、色ムラもなく、キズがないものです。美しく研磨されたアメジストは、光を反射させると紫の濃淡が美しく輝き、見るものの心を惹きつけます。

アメジストはブラジル産やザンビア、ウルグアイ産のものが有名ですが、比較的各地で採掘できる宝石なので、安価な傾向がありますが、だからこそ、身に着けるなら品質にこだわりたいですよね。

他の宝石と組み合わせて使う場合は多少色が淡めのものを選ぶのもアリだと思いますが、単一で身につけるのなら、是非美しく、クオリティの高いものを探してみていただければと思います。



執筆者:Miico

ブログ:モノコトーMonokotoー

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