世田谷線300系
以前「ブラタモリ」に東急世田谷線が映った。現在車種統一された300系にタモリも乗車していた。
この世田谷線300系は、いわゆる軽快電車ともまた違う流儀のカタチに思えるが、デビュー当時は少々地味に感じたものだった。ある程度話題にはなっていたのだが。
この頃、軌道系では広島電鉄や熊本市電の低床電車が登場し、そちらの方がより注目が集まっていた。対して300系は低床タイプでは無かった。この辺りが要因のような気がする。
もう少し早くデビューしていればという気がしないでもない。
で、その後低床式電車こそが「LRT」として宣伝された為、「世田谷線はLRTか否か」と言われてしまう。しかし、世田谷線は輸送量、路線の性格からして「LRT」そのものだし、プラットフォームを高くする事によりバリアフリー化も実現している。
専用軌道を走るため、定時運行率も高い。
どうも「低床タイプである事」ばかりが世間(というより主にマスコミ関連か)では重要視されているようで、どうにも自分には納得いかない。
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