鉄道模型趣味2020年4月号から考える

 宮下洋一さんの「旧型国電再入門」が面白い。
 編成単位で管理されないって所も、もはや説明が必要な時代なのかな。

 全く違うスタイル、全長の車両を連結しても問題無し、ピカピカの車両と色褪せてきている車両の組み合わせでもいい。なんなら塗装が違っても。でも「ルール」を知りたいという場合、これは役立つ資料だと思う。

 旧型国電には「歴史のif」のようなのも取り入れやすくて、「広窓2扉の17m車がいたら」とか「戦災で焼けたモハ52やキハ43000辺りがクハとして残っていたら」というのもできるんだけど、さすがに宮下さんはそこまではぶっ飛ばない。それは、やはり「両開き試作車が残っていたら」をやった小林信夫さんの世界。

 自分自身は本当にこの時代は最後しか知らないんだよな。伊豆箱根の17m車はよく見ていたけど。

 そういえば小林信夫さんは今回は戦後に建っていったタイプの「おみせ」。これくらいになるとキットも無いと思うし、いい選択だと思う。トタンは確かに青が多かったなあ。

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