【ちょいエロ】はなすもんかソーセージ

 愚にもつかないような話を、しかものびのびとするというのは前にも書いているが、やっぱり若い頃だけなんじゃないかと思う。

 ある程度生きていくと、集まって話すのはだいたい仕事がらみ、あとはきっちりした趣味になってしまう。

 歳行っても出来てる人はうらやましい。「今日は愚にもつかないような話をしよう」というテーマで縛って話し合うのも、なんかちょっと違う感じがするし。
 あとガチガチの上下関係の場でというのも、やっぱり違う。

 小学校低学年位だったか、こんな歌が子供仲間の間で流行っていた。全国的に広まっているが歌詞に違いがあるらしい。広まった裏側に何かありそうな感じはする。

ABCの海岸で
カニにチンチン挟まれた
痛いよはなせ
はなすもんかソーセージ
赤チン塗っても腫れたまま
黒チン塗ったら毛が生えた

 そもそも「ABCの海岸」とは何か、そんな話題が後になって「愚にもつかないような話」の中で出た事もあった。
 そこで誰かが言ったのが、「ヌーディストビーチ」の事ではないかというものだった。
 戦後に米軍が駐留して以降、どこかのタイミングで日本にも外国人ヌーディストの海岸が作られて、それが「ABCの海岸」と呼ばれたのではないか。

 そこに多分日本人の少年が行った。当然海水パンツなんて履いていない。海外の画像で水泳帽は被っているのにフリチンというのを見た事があるが、そんな感じだろうか。

 そこで多分、チンチンをはさめるようなハサミを持ったカニを捕まえ、同年代の子供と遊んでいたら、見事にはさまれてしまった。
 カニにとっては、せっかく与えられた「ごちそう」をはなす訳にはいかない。
 毛が生える直前ぐらいだと、結構成長しているのではないか。

 それはいいとして、「黒チン」とは何なのか。これはおそらく永遠に謎である。

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