こういう3セクも

 第三セクター鉄道の主役、軽快気動車については以前書いた。

 しかし実際、第三セクター鉄道の車輌は気動車に限らない。電車もある。愛知環状鉄道や北越急行、阿武隈急行といった鉄道で使用されている。

 貨物列車が走った樽見鉄道にはDE10+オハフ33の客車列車があった。後にこれはオハフ50、14系と代わっていった。

 50系客車については現在でも、真岡鐵道で蒸気機関車の牽く列車で使用されている。

 以前秋田内陸縦貫鉄道AN-8900の事に触れたが、このような特別車の先鞭をつけたのは、のと鉄道NT800パノラマカーではなかろうか。

 側面オープンの客車もあちこちにいたが、天竜浜名湖鉄道ではレールバスが牽引していた。
 南阿蘇鉄道では移動機出身の機関車牽引だったな。

 1世代前のレールバスをキクハにしてぶら下げたらどうかと、素人的に考えたりするが、これは車体の老朽化もあって難しいようだ。

 国鉄型のキハ20やキハ22、キハ52(南阿蘇鉄道)が導入された例もあったが、今ではいすみ鉄道にキハ52が導入されたと言っても、理由は昔とは異なるし、キハ40が使用されている所もある。
 キハ85もあるので、キハ185辺りも3セクへの移籍ありかなと思ったりする。

 会津鉄道ではキハ30から側面オープンのAT300が造られたが、新造片運転台のAT350に交代し、キハ40から改造のハイデッカーAT400と組んで使用されている。ジョイフルトレイン華やかりし頃を思い出すので、ゆっくり乗車してみたいと思っている。

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