ポプテピピックについて考える
ポプテピピック、というより大川ぶくぶの作品は「ヒトコマ切り取ったものがどこからかSNSに流れてくる」事によって広まったように思う。
こういうタイプのギャグ漫画は時々見受けられると思う。「伝染るんです」も自分にとってはカワウソやカッパをヒトコマ切り取ったものが、リアル世界で「回覧」のコピーで回ってきて知った作品だった。
そういえば、谷岡ヤスジの作品も、牛が「オロ?」とか言っているヒトコマのコピーが回ってきたが、この人の場合その前から知っていたが。
そんな中、「ラインスタンプのアニメ化」という意見があって、なんだか同じような考えの人がいるもんだと思った。
SNSでは「5000兆円欲しい」「ばきばの朝」みたいなものも回ってくるが、そのような感じで親しんでいる側面もあるだろう。
アニメ化でうまいと思ったのは声優オタを満足させた事である。これが出来ている深夜アニメはヒットする事が多い。
以前カツラのCMで「アムロとシャア」、「マスオさんとアナゴさん」という組合わせで、絵が出る訳ではないが、それを連想させるものがあって話題になった。
ポプテピピックのアニメでは、二人の主人公を毎回色々な声優が演じている。この組合わせも面白い。
「カリキュラマシーン」や「ウゴウゴルーガ」のような教育番組系の、ちょっと変わったギャグの系譜に連なるという考えもある。「モンティパイソン」や「ゲバゲバ90分」(よく勘違いされるが、この二つの番組はほぼ同時に始まっているから、パクりとかはあり得ない。もとになったのはアメリカの「ラフイン」(「ドリフ大爆笑」の「もしものコーナー」の元ネタでもある)だろう)のような雰囲気もある。
あと、深夜アニメの熱心なファンに通じるネタを出して来ているので、そろそろキャベツと言って丸い球を出すネタを使ってくるんじゃないかと思う。
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