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ついに扁桃摘出!終わらない地獄編

やっっと退院できた術後10日目の朝

喉の痛みはあるものの病院にいた時より痛み止めを飲む回数は減っていてこれは良くなってる…!と嬉しく思っていました。

夫と退院した足で買い物へ行き、帰宅してからは家でゆっくりシャワー、落ち着いたら卵豆腐食べて昼寝。
なんて穏やかな1日なのでしょう。

ちょっと痛いけどまた夜中に痛み止め飲めばいいやーとそのまま夜就寝。

夜中2時頃に痛いなあと目を覚ますもまだいける…!とそのまま目をつぶってもう一度目を覚ました3時半。
無意識に喉をゴクゴクしている自分に気づく…。
そしてサラサラと喉の奥を流れる感覚。
洗面所に走ってペッとすると血の塊。

またかーーーーーーー!!!!
心の中号泣。
次から次に血が出てくる。

声を振り絞って夫を呼び、慌てて起きてくる夫。

寝ぼけながらも冷静に救急車を呼んでくれました。

救急車が着くまで氷水でうがいし、とりあえず止血。

手術した病院へ搬送。
救急ではもう止血してるね〜、朝まで耳鼻科の先生待って終わったら帰れるだろうから、とのこと。

やったーーー!手術はないのか!と安堵した私。

4時間簡易ベッドでうつらうつらしながら主治医を待ち、主治医の判断は……

もう一度、全身麻酔で出血したところ確認して止血しましょう。

え???また???もうこの2週間で全身麻酔3回も受けるの?えーやだやだ。
って感じで主治医にもゴネる。

だが主治医も
この時期にまた出血するのはおかしいし今止まってても繰り返して次はもう止血の手術も出来ないかもしれないから
と帰宅は許されませんでした。
そして最後に
診断書ならいくらでも書くから、ね?と言われ、そのまま手術室へ。

麻酔科医とも3回目の対面。
いやー散々でしたね、と言われ2回目の手術がほんとに吐き気すごかったのでどうにかしてくださいと懇願し、吐き気止め入れてもらうことをお願いしました。

3回目の全身麻酔は慣れたもの。
はいはい、これから眠くなるのね。はいきたきた、じゃあおやすみなさーいって感じで何の心配もなく意識消失。

次起きた時には吐き気止めの効果あり、辛い症状もそこまでなく。

主治医から術中の画像を見ながら説明受けました。

取った扁桃の周りってスポンジみたいになってて最初出血したときは、そのスポンジみたいなところが何らかの菌で感染してごそっと腐って取れた感じだったんだけど(それも怖すぎ)、今回は前回止血したところのスポンジみたいな組織がまたポロッと取れて出血したみたいだから焼いといたよ、とのこと。

左側は順調で右側はもう削げるスポンジみたいな組織もないから出血できるような部分ないと思う、だそうで。術中の写真も右側だけえぐれるように窪んでて写真みながら治っても一生ご飯のカスとか詰まらないか心配した方がいいのかなあと考えてました。

よっっぽど右側は慢性扁桃炎繰り返してダメージ受けすぎてたんだろうねと言われました。

私の可哀想な扁桃…。

3回目の手術受けてからは至って順調でゼリーみたいなご飯しか食べられなかったけど全粥&軟菜食になりもりもり食べております。

痛み止めも要らないくらい。
それより開口器でダメージを受けた舌が腫れ上がって左右対称の傷と口内炎ができてる方が辛いです。

栄養つけてあと数日で退院予定なので今度こそは完治すると思います。いや完治してください。

p.s.
明日を退院に控えた夜中にまた吐血し再手術になりました。主治医も3回の吐血と止血手術は初めてのケースらしくかなり慎重にしばらく入院となります。
悲しい気持ちでいっぱい。


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