Piano Man
2024年1月24日(水)
BILLY JOEL(74歳)の公演を東京ドームで鑑賞。16年振りの来日。一夜限りのステージだった。
本当はXにも投稿したいが、親交のある芸人さんのライブと同日だった為、ちょっと遠慮してこちらだけに投稿させて頂く(笑)。最もその芸人さんからは「ぜひBilly師匠のライブを楽しんで来てください」とお許しを頂いたので、大手を振って会場へ。
いや、そもそもチケット抽選に当たるはずがないと思っていた。第1希望:B席12,000円、第2希望:A席18,000円、第3希望:S席24,000円で応募。すると見事にS席に当選してビックリ。ラジオ局スタッフは私の知る限り落選しており、羨ましがられつつも一人で観に行った。
※詳細なライブレポをご希望の方は他のページをお探しください。
東京ドームは10年程前のPaul McCartney以来だ。友人がPaulの大ファンで、彼女がアリーナ席(確か最前列)を用意してくれた。それ以前に1人で観たBON JOVIも、何年も前に観たBryan Adamsも偶然アリーナだった。3塁側と言われても、球場で野球観戦しない私は自分の座席がどこか解らず、キョロキョロ・・・
41GATEはどこ・・・?
こんなゲートがあるんだ!・・・そっか、母校の大先輩、長嶋茂雄さんのポジションはサードだった。41GATEはここから入るのね。
それにしても、オーディエンスの年齢層は高い。Shogoさんのそれにも負けず劣らずではなかろうか。カップルや夫婦が多いかも。どちらかと言えば男性の方が多い気もする。着席するとこんな景色が・・・
チケットには2階とあるが、球場で数えると4階では?違うのかな?これでもS席だ(苦笑)普段は使わないオペラグラスも持参したが、近眼なので眼鏡を掛ければステージが良く見える。スクリーンもあるしね。
客席待機中、場内BGMの選曲がShogoさんっぽくて何だか楽しかった。JACKSON 5の「ABC」が流れた時は一瞬、Shogoさんが登場するのではと錯覚してしまう程だった(笑)
19:00 開演
公演中のスマホ撮影・録音OK(一眼レフ・プロ用録画録音機材NG)って信じられなかった。Paulの時もOKだったが、それを知ったのは終演後で友人が非常に悔しがっていた。
スマホライト点灯もOK。客電が落ちると同時にライトを灯し、Billyの登場を待つオーディエンスが大半だった。(そうかぁ。こう言う公演に慣れてしまっているオーディエンスが、Shogoさんのライブで撮影したり、スマホを点灯させたりするのかも知れないなぁと思った。)
わぁ〜!とテンションが上がったのは一瞬だけ。3塁側2階席は誰も立たなかった。誰ひとりも、である。流石に今回は私だけ立つ訳にも行かず、最後まで着席のまま楽しむしかないが・・・
アリーナは皆、立って手拍子している。いいなぁ!確実にそこで観るなら5万〜10万円かぁ・・・ま、仕方ない。所詮アウェーだし(笑)我慢、我慢。
初Billyの感想は、バリバリのアメリカンロックだと思った。アップテンポな曲は音圧が高くて左耳が痛んだけれど、もしかしてShogoさんのステージはシニア向けに音圧を下げているの?と、ふと思ったりもした(音量が小さいと言う意味ではない)
Billyはお茶目だった。「サイゴマデ、タノシンデ、クダサイ」とカタコトの日本語が上手だった。「さくらさくら」のピアノ演奏が美しかった。
「次に演奏するのは30代・・・まだ髪があった頃の楽曲。これは髪がないと歌えないかも。ハイトーンだし」と会場を沸かせて歌った『An Innocent Man』は圧巻!次々と名曲を披露した。
他にも、第九のピアノ演奏があったり、バンドメンバーがTina Turnerの『River Deep - Mountain High』をカバーしたり、別のメンバーがPucciniのアリア『誰も寝てはならぬ』を熱唱したり、もう最高級のエンターテインメント!ちょうどその時、一人で観に来たシニア男性が私の隣で爆睡中だった(苦笑)
何より驚いたのは、Billyが「I'm not Mick Jagger!」と言い、ジョークかと思いきや、The Rolling Stonesの『Start Me Up』を歌い始めたこと!
更に『ガラスのニューヨーク(You May Be Right)』の途中からLed Zeppelinの『Rock and Roll』を演奏。もう私は完全Highに!
The TokensのDoo-wop 『The Lion Sleeps Tonight(ライオンは寝ている)』のカバーに続く『The Longest Time』も最高に素晴らしかった。
いや、本当はね、私がBillyの楽曲の中で一番好きなのは『Baby Grand』なの。もちろん歌わなかったけれど、Ray Charlesとのコラボは今も心震える・・・
「誰もこんな曲をラジオで流さない」と歌われている。いいえ、私は何度も送ったわ。
バンドメンバーの『The Stranger』の口笛にうっとりと酔う。そしてアンコール前のラストは名曲『Piano Man』。スマホライトが無数に灯る中、約4万4000人のオーディエンスが大合唱!私も予習して歌ってみた。
しかし・・・思うのだが、スマホを持っていると手拍子も打てないし、大きな拍手も送れない。何よりも撮影に気を取られて貴重な歌が終わってしまう。今回は数枚しか撮らなかったけれど、スマホ撮影の画質など、たかが知れている。増してやスマホ録音なんて絶対に聴かない。SNSアップ用かも知れないが、ステージに集中出来ないのは非常に勿体ないと思う。
例えShogoさんの会場でその使用がOKになったとしても、私はスマホを手にしないと決めた。飛んで跳ねて踊って歌って拳を振り上げている方が断然楽しい!一期一会の繋がる空気を存分に味わいたい。
BillyのアンコールはもうR&R祭り!マイクスタンドも回しちゃう!?あ~立ちたい!!ラストは髪のないBillyが歌い、バックスクリーンに過去の映像(髪フサフサのBilly)が流れていた。
アメリカンロック最高!!
なんと!裏にはセットリストのQRコードが!これは嬉しい♪ちなみにカバー曲はなかった(笑)
Billy, thank you for coming to Tokyo!
I can't believe this is the last stage .
I'm waiting for you coming back.
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