アニメ音響監督
前記事のファニーさん。彼の写真を探しているうちに、あるお方の懐かしい姿を発見。ずっと探し続けていた写真。でも、どうしても見付からず諦めていた写真。声優養成所時代にお世話になった恩師、アニメ音響監督の小松亘弘さんだ。
小松さんは『ドロロンえん魔くん』『バビル2世』『一休さん』『ドラゴンボールZ』など、日本の代表的なアニメの音響監督。現場を離れてからは、養成所で次世代の声優を育てていた。
私が小松さんに出会ったのは1999年。東映の養成所で、ワケがあって進級せずに残留した時(留年ではない)、たまたまアフレコ指導の講師が小松さんだった。風貌は如何にもアニメ関係者。ちょっと手塚治虫さん風で、最初はアニメーターの方だと勘違いした。
その小松さんに何故か可愛がって頂き「日本一厳しい青二塾で勉強して来い!」とゲキを飛ばされ、本当に青二塾へ行く羽目に。「お金は自分で出しなさいよ」とね(苦笑)。
その後も随分とお世話になり、当時お住まいだった那須にも何度も足を運んだ。小松さんには美人の奥様がいて、ご夫婦で私を娘のように可愛がって下さった。結局、声優事務所に縁がなかった私に落胆したようだったが、ラジオパーソナリティになった事を喜んで下さったようにも思う。
だが、ある時、プツリと連絡が途絶えた。何度か手紙を出したが連絡はなかった。そして、2017年に小松さんがお亡くなりになった事をネットを通じて知った。知ったのは今年になってからだ。
小松さん、いや、小松先生、大変お世話になり本当にありがとうございました。お亡くなりになった事を知らなくてごめんなさい。心からご冥福をお祈り致します。
ママへ
この記事をご覧になったらぜひ一度ご連絡下さい。ママにお会いしたいです。
ひとみ
【ご報告とお礼】
2024年4月3日(水)追記
スリーショット写真がWeb検索ページにUPされており、偶然ご覧になったお方がママの知り合いで、ご連絡先を教えて頂きました。ママも私をずっと探していたとの事です。掲載から約5年。もう奇跡です!心からありがとうございました。
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