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心臓のシャックリ

「心室期外収縮(単発)です」
「何ですか、それ?」
「不整脈。心臓のシャックリですよ」

不規則に飛び跳ねる心電図を見ながら、担当医が説明した。心室期外収縮は最もポピュラーな不整脈で、ストレスや不規則生活、アルコールやカフェインの摂り過ぎ等で誰でも発症するのだとか。

治療も投薬も不要だが、心臓が口から飛び出すのではと感じる動悸が何とも不快である。それでも、心臓が止まる事はないと言うので、良しとしなければ。

父も不整脈で、私と同じ歳(58歳)に発症。80歳の今も症状があり、父の場合は薬を服用している。私も長い付き合いになりそうな予感。

また母は生前、コレステロール値が高く、薬を服用していた。私も見事にその体質を受け継ぎ、3日に1錠飲んでいる。脂質異常症は母譲り、不整脈は父譲りかな。全くもって嬉しくない。

でも、考えて見れば、60年近く毎日休むこと無く働き続けた心臓だもの。たまにはシャックリもしたくなるよね。還暦祝にゆっくり休ませて上げたい所だけど、そうも行くまい。まぁ、これを機に、深夜0時までには寝るように努力しよう。努力しないと眠れないけれどね・・・。

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