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これまでに選択・決断した場面3つ

これまでの人生で、自分にとっての大きな決断をした場面と、その時の心情を具体的に書きます。
また、なぜその道を選んだのか、他方をなぜやめたのかまで細かく言語化します。

決断:退路を断つこと。反対する人は絶対いる。断った道も正解だから。痛みを伴う決断には、自分の信念が1本通っている。

美容師の夢をやめて、大学受験することに決めたこと

高3の夏前まで美容師になりたいと思い、勉強をやめ、専門に行こうとしていた。しかし大学受験をすることにした。
理由は祖父に説得されて、先に大学に行ってからでも遅くないと思ったから。
さらに自分より頭が悪い人よりも、学歴が下になることが嫌に感じたから。

周りが勉強をしていない1〜2年から受験を見据えて勉強していた。塾にも通わせてくれた。
でも高3になり、周りが勉強し始めると塾を辞め、美容師になりたいと思うように。きっかけはYouTubeで見たオーシャン東京。

ヘアセットの方法を見ていて、活き活きと働く美容師に憧れるようになった。
なんの目的もなく、大学に行くことは無駄だと思っていた。

しかし、祖父と話をして渋々大学に行くことにした。

祖父はもともと大学に行きたくても行けなかった。社会人になってからお金を貯めて、警察官学校に入り、警察に。

祖父との会話で何かがきっかけに、心が動いた

自分のことを真剣に考えてくれているという祖父の姿勢。
なぜか絶対的な安心感があり、夢から離れることが苦に思わなかった。すんなりと決められた。そして、祖父のために大学に行きたいと思った。
なぜ親ではなく、祖父との会話で感じたのか。
大学に行きたくてもいけなかったという、身近な祖父の強烈な背景があったからだと思う。

祖父との会話を通して、自分は恵まれた環境であることを気付かされた。

後期の国公立を受けず、私立の薬学部にしたこと

大学受験を失敗した。
志望していた信州大学に行けず、滑り止めも落ちた。受かったのは私立の薬学部1つだけ。
後期の福井大学を受験しようとしていたが、薬学部に進学することを決めた。

一番の理由は、もう勉強したくなかったから。
すぐにでも受験というイベントを終わらせたかった。
これは後付け

薬学部に受かった時、正直嬉しかった。満足感もあった。もうここにしようと合否通知の後すぐ思った。学生生活がどんなに辛くても、手に入るものが大きいと思った。他の人は手に入れられないし。手に入るなら苦痛に耐える覚悟があった。
将来の薬剤師という肩書き、大学名ではなく学部でのネームバリューが手に入る。

そして、それを正当化するように「受験失敗しても薬学部し上出来」だと思っていた。

逃げの正当化。

その時の状況は以下の通り。

  • 親は反対。後期の国公立を受けるべきと言ってた。

  • 先生も国公立推し。

  • 友人は薬学部でも十分だと言ってた。

  • 自分はもう勉強したくない。

1年前期で留年するも、大学に残ることにしたこと

最初のテストでスマホを鳴らし、1年前期を留年。大学を辞めて浪人をするか、そのまま残るかの選択があった。

現実直視をせざるを得ない場面に、決断をする。
地に足がついた決断。
一留して薬剤師はありorなしで天秤にかけた。
切羽詰まった時に決断をする。
決断したあと、絶対に行動できる。決断後はモチベーションが一番高い。
一留から、タダで這い上がるわけにはいかないと思った。

なぜ残ることにしたかは、時間が手に入るから。
なぜ辞めなかったかは、次は受験が成功するという保証がなかったから。

正直8割くらいは薬学部に残ろうと思っていたが、2割は辞めたいと思ってた。その状態で友達に、残ることを伝えたところ「そこで辞めたら逃げだよね。」と言われ、10割残る決断ができた。

初めて逃げない選択を選んだ。

その時の状況は以下の通り。

  • 親から信用を失う。

  • 友人からは同情と憐れみ。

  • 自分は絶望感と罪悪感。耐えられない重圧。


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