株式会社Innovation IFA Consulting 代表取締役 馬場 勝寛 様
創業からわずか3年で、所属社員数が70名まで増加するなど、現在急成長中の株式会社Innovation IFA Consulting。「全ての人に正当なリターンを」というミッションを掲げ、資産運用コンサルティングサービスを提供している同社は、2021年にMONO Investmentを導入されました。
今回は、株式会社Innovation IFA Consulting代表取締役の馬場様に、MONO Investmentの導入背景や、導入後の成果などについてお話しいただきました。
「日本一」を目指し、事業拡大を進める
ーーはじめに、貴社のご紹介をお願いします
馬場勝寛さん(以下、馬場):当社は2019年に創業したIFA法人です。2020年に東証マザーズ(現グロース市場)上場企業である株式会社イノベーションのグループ入りをしており、現在は70名ほどのIFAが在籍しております。
私自身は、野村證券に2013年に入社し、5年間在籍した後、今とは別のIFAに業務委託として1年間従事していました。その後、当社を設立し、今に至っています。
ーー会社として目指している姿や、会社の特徴について教えてください。
馬場:当社は「日本一のIFA」を目指しています。「日本一」にはいろいろな定義があると思いますが、私たちは少なくとも、お客様からの預かり資産残高で日本一になることを目指しています。
そのために、優秀な人材を受け入れる仕組みを用意しています。例えば、業務委託の社員の方には、月額手数料の69%(+税)の報酬をお支払いしています。こちらは業界最高水準の報酬率だと自負しております。
また、充実したバックオフィス体制や豊富な営業ツールをご用意しているので、IFAは営業活動に集中して取り組んでいただけますし、社内では情報共有が盛んに行われており、日々切磋琢磨して仕事ができる環境をご用意しています。
上場企業の子会社という点も、お客様やご家族からの信用・信頼を得やすいという点で、当社の特徴だと考えております。
IFAに特化していることに魅力を感じて導入を決意
ーーもともと、別のツールをお使いだったと伺いました。どのような経緯でMONO Investmentに興味をお持ちいただいたのでしょうか?
馬場:元々使っていたツールは、IFAに特化したものではなく、決して使いやすいものではありませんでした。ただコンプライアンス上、活動履歴を残す必要があるので、やむを得ず利用していたというのが正直なところでした。
そんな中、たまたま縁あってCRMツールを開発しようとしていた御社と出会い、御社が作ろうとしているものが、まさに当社が求めていたものだということがわかりました。
ーー具体的には、どのポイントに惹かれましたか?
馬場:ただのCRMではなく、証券会社と連携できるという点に惹かれました。証券会社とMONO Investmentの連携が進めば進むほど、ツールとしての使い勝手が良くなると感じました。IFAに特化したものを作るからこそ実現できることだと思います。
ーー導入検討時に他社もご検討されましたか?
馬場:MONO Investmentの他には、世界シェアNo.1のCRMツールや、米国発の金融事業者向けCRMツールなどを検討しました。
ただMONO Investmentには、唯一アカウントアグリゲーションの機能があったことに加え、他のツールと圧倒的に異なり、MONO Investmentは当社の要望に対して柔軟かつ迅速にご対応いただけると思いましたし、ベンチャー企業ならではの熱い想いとスピード感がありました。また、一緒にシステムを作っていくという御社の姿勢にも共感し、MONO Investmentを導入することに決めました。
MONO Investmentで業務効率化・提案高度化を実現
ーー現在、どのようにMONO Investmentをお使いになられていますか?
馬場:MONO Investmentのアカウントを、正社員・業務委託社員問わず全ての所属IFAに対して付与し、社員に対しては、全てのお客様をMONO Investmentに登録し、日々の活動履歴を入力するように指示しています。
所属IFA全員が利用することで会社としての活動状況やお客様ニーズの把握を担当者のみならず会社として管理することができるのも魅力です。
私や支社長、内部管理責任者は、社員の行動を管理するために、全員の活動履歴が時系列で見れる"経営ダッシュボード機能"を使って、どの営業員がどのお客さまに対してどういった提案をしたのか、を確認しています。
MONO Investmentを導入する前は、各証券会社のシステムに活動履歴を入力する必要があったため、活動履歴を入力・管理するために、複数のシステムにログインする手間がありました。
MONO Investment導入後は、MONO Investmentと証券会社が連携しているので、営業員はMONO Investmentにだけ活動履歴を入力すれば良くなり、管理者も、MONO Investmentだけ確認すればよくなりました。わざわざ各証券会社のシステムにログインする手間がなくなったので、非常に効率が上がったと感じています。
ーーありがとうございます。それ以外に、良いと思った機能はありますか?
馬場:まず、UIがシンプルで使いやすいと思いました。リテール金融の営業担当者は、ITリテラシーの低い人が多いですが、そのような人たちでもわかりやすく使いやすいUIとなっています。これは非常に重要なことだと思います。
また、お客さまが手続きをすることで、お客さまの保有資産を一元管理できる機能もとても便利です。他社におけるお客様の資産状況を把握することは、当社への資産シフトを促し、預かり資産を増やすために重要です。また、お客様への提案にも活かすことができるので重宝しています。
ーー逆にもう少し改善してほしい点はありますか?
馬場:正直今はあまり思い浮かびませんが、今後もいろいろな機能を開発していただいて、「確かにこういった機能があれば便利だな」と気づかせてくれると嬉しいなと思います。
MONO Investmentのサービスも活用しながら、「日本一のIFA」を目指したい
ーー最後に、貴社の今後のビジネス展開と、その中でMONO Investmentをどのように活用していきたいかを教えてください。
冒頭申し上げた通り、日本一のIFAになるという目標に向けて、お客様からの預かり資産を増やしていきたいと思います。
預かり資産を増やすためには、IFAを採用し、お客様を開拓する必要がありますが、このうちお客様の開拓については、御社の個人投資家向けサービスである投資のコンシェルジュに期待しています。
投資のコンシェルジュの利用者が増え、投資のコンシェルジュ経由でIFAに興味関心を持っていただけるような方が増えればいいと思っています。
CRMツールだけでなく、貴社の他のサービスにも期待しており、それらを活用しながら、日本一のIFAを目指したいと思います。
ーーぜひ私たちも御社を全力でサポートします。本日はお時間をいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?