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水通しと地直し

おはようございます☺︎

水通しと地直しについて

お話ししたいと思います。
まず水通しと地直しとは?というところから。
( 分かってる方は飛ばしてください )

水通し

生地を水に浸けて乾かすこと。
これをやることによって洗濯で縮むのを防ぐ。

コットンやリネンはどうしても少し縮みます。
ガーゼのようにふんわり織ってあるものは
縮みやすいように感じます。

どんなに素敵な作品でも一度洗濯して縮んだり
縮むことによって形が変わると嫌ですよね。

だから水通しは大事です!

mono*cono…tamでは何を作るにせよ
水通しは必ずしています。
( そもそも洗濯が出来ない生地を使っていません)

地直し

地直しは水通しした生地にアイロンをかけて
縦横の糸を垂直にきれいに直すこと。

裁断の前にすることで裁断後の生地の目が
きれいになります。

これをやるだけでも作品の出来上がりは
断然違うと思います。

ここまで言っておいてなんですが…

mono*cono…tamは
一般的な地直しをやっていません。

ハンドメイドを始めたばかりの時
調べながら地直しに辿り着きやってみました。

書かれていたのは横糸を一本引き抜き
そのラインを目安に地直しをするというもの。

何度も何度もやってみて私には出来なかった。
横糸を抜こうとすると途中で千切れちゃう。
千切れたらもうどうしようもない。
途中まで引き抜いたところは作品にも使えない。
時間も生地を何度も無駄にして思ったのが…

自分のやり方を見つけよう!

出来ないなら地直しの目的に合わせて
違うやり方を見つければいいと。
( 賛否両論で怒られそうですが… )

私が現在も実際にやっている方法は…
横糸の上に印を付けて切る方法です。

端の方の横糸を一本決めてその上に点で印を付け
点と点を揃えながら定規とロータリーカッターで
少しずつ裁断する。根気がいります。

カットした後の歪んだラインを
縦糸と垂直になるように整えて型紙を使い裁断。
裁断の後軽くアイロンをかけています。
( アイロン→裁断が本当のやり方ですが )

・大きい生地にアイロンをかけるのが大変なこと
・縦横を整えてたら後からアイロンをかけても
 特に問題ないこと。

この2つの理由から私のやり方が定着しました。

今日は作品を作る前で必要な
水通しと地直しについてお話ししました。

私は不器用なので自分のやり方を見つけるまでが
すごく長かったです。

でもそうやって探求したから今があります。

皆さんが何かを購入される時に
作品を通して作家が見えるような
そんな作品を作りたいと思っています。

長々とした話にお付き合いいただき
ありがとうございます(..*)

次回は「 名入れ 」についてお話しします。
ではでは、また(*・ω・)ノ

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