感謝
本日、早朝4時20分ごろ。
ようやく卒業論文を提出することができました。
長い目で見れば、去年の春から続いていた研究活動も一先ず区切りをつけることができました。
これで全て終わりというわけではなく、この後1月初めにゼミ内最終報告会、中旬に口頭試問があります。あくまでも一区切りです。
研究の内容や結果、執筆した論文に対しては自分の納得いく部分も納得いく部分もたくさんありますが、就活と卒論の挟み撃ちに遭って病んでいた"あの頃"からここまで来れたことに対してはある程度の達成感と安心感を感じています。
何より1番誇らしいことは、一般的に苦しいとされるこの課題を楽しめたことです。1人1人にアンケートをとっているわけではないので、こっちの勝手な思い込みでしかないのですが、おそらく学科内で1番楽しんで卒論に取り組めた自負があります。
それは自分が天才だとか、努力家だとか、効率よく作業できる人間だということでは全くありません。むしろ面倒くさがりで卑屈で頭の硬い人間だという自覚は、卒論を楽しんだという自負よりも大きいぐらいです。
じゃあどうしてこんなに楽しめたのか。
答えは明白で、ゼミのメンバーに恵まれていたからです。
まず、まだ何もテーマが決まってなかった時から最後の最後までずっと面倒を見てくれた先生。面倒を見てくれたと言っても、いい意味で基本的に放任してくれていたので、自分の好きなように考えて取り組むことができました。その取り組みの中で悩んだ時も、面談で自分では絶対に思いつかないようなアイデアを頂けた時は感動しました。印象的だったのが、就活期に自分が病んで、面談で正直に「卒論に全然取り組むことができていない」という相談をしたときに、優しく的確なアドバイスをして頂いたことです。この助言のおかげで、就活から切り替えて、卒論に前向きに取り組む姿勢ができました。
そして大学院生の方々。本当に本当にお世話になりました。
鬱陶しいぐらい何度も何度も質問しているのにも関わらず、毎回的確で分かりやすいアドバイスをしてくれました。そしてその度に心理学の面白さとか分析の奥深さを感じることができました。中間報告会の時には、院生さん全員からコメントやアドバイスを頂くことができ、単純にモチベーションが上がったし、その後の取り組みに生かすことができました。それ以外に、卒論とは全く関係のない話をしてくださったこともとても嬉しかったです。人見知りかつ、昔から"先輩"という存在に対して苦手意識があるので、自分から話しかけることはあまりできなかったように思いますが、話しかけて頂いた時は本当に嬉しかったし、皆さんの話も聞くことができて楽しかったです。実験室を居心地の良い場所にしていただき、ありがとうございました。
そして、ゼミの同期、特に実験室メンバーへ。
最初は人見知りで上手く話せなかったし、話しかけづらいなって思ってた部分がありました。多分みんなも自分に対して思っていたと思うんだけど、そんな中で少しずつ話せるようになれたのはめちゃくちゃ嬉しかったです。最初はお互い探り探りな感じがあったけど、最後の方は本当にどうでも良いことばっかり喋ってたね。その時間が大好きでした。いつも自分のしょうもない話、鬱陶しい話、ダルい絡みに付き合ってくれて本当にありがとう。なんというか、それに甘えてしまったせいで迷惑をかけてしまったこともあったと思うんだけど、いつも笑って対応してくれて嬉しかったです。絵しりとりしたり、お菓子くれたり、写真撮ったり、「幸福」について語ったり、愚痴や冗談を言い合ったり、2日間連続で深夜遅くまでの作業に付き合ってくれるような仲になれたことは大学生活で1番の思い出です。
みんながいなければ間違いなくここまで出来なかったし、嫌々取り組んでいたと思う。みんなが頑張っている姿を見て自分も頑張らなきゃって思えたし、上手くいかない時があっても心折れずに進めました。1人1人がいい意味で個性的だったし、ちゃんと尊敬できる部分があった。話すようになる前の印象とは違った部分が知れたことも嬉しかったです。たくさん笑わせてもらったし、教えてもらったし、和ませてもらった。とても幸せな時間でした。
卒論の執筆が終わった今、みんなに会えなくなるのは残念だけど、また年明けに話できたら嬉しいです。楽しみにしてるね。
そしてゼミ以外のメンバーにも本当に感謝しています。
実験に参加してくれた方々。そもそも皆さんが参加してくれなければ卒論が完成することはありませんでした。2日間にわたる実験だったにも関わらず、最後まで参加していただきありがとうございました。自分がやった実験に対して面白いと言ってくれたり、参考になるようなコメントを残してくれたり。中には全然関係のない話で実験が終わってから1時間ほど話す人もいました。明らかに1回きりの関わりではあるだろうけど、皆さんと話せたことも自分のモチベーションにつながりました。
さらに自分の実験のために協力してくれた地元の友達、バイト先の講師。急に「自分の声録音して!」なんて言ってごめんね。みんながいなかったら実験始められなかったから本当に感謝しています。また今度何かお返しさせてね。
このようにたくさんの人たちのおかげで研究に取り組むことができました。
改めて、本当にありがとうございました。
最初に言ったように、まだ終わったわけではないので、有終の美を飾れるようにこれからも自分なりに頑張っていきたいと思います。みんなも一緒に頑張ろうね!
Twitter: 檸(@nei_monologue)
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