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旅する深呼吸学部夏の仙酔島ツアー①

福山市鞆の浦から連絡船で5分。

仙人が酔うほど美しい
と言われた
「仙酔島」に到着。

遅れてきた大学4年の
息子とうもろこしとともに、
橘川幸夫さん主宰
旅する深呼吸学部
夏の仙酔島ツアーに合流した。

未来フェス形式の自己紹介タイムを終え、
宿泊先の「人生が変わる宿ここから」会長
大空さんのお話を伺いながら
島内ツアーに出かける。

この島には
そこここに龍の気配がある。
何かが始まりそうな
ワクワクした気持ち。

大空さんに、
正式な神社参拝の仕方や


大空さんの指導を受けて、正式な拝礼をする田原さん。


五色岩の触り方、
瞑想用絶景ポイントなどを案内していただく。


大空さんに心を一瞬で無にする方法を習い
試してみているところ。
(足の裏と裏をくっつける)


島を囲むように
美しい神様の柱が立っている。
美しい光。うっとりするような眺め。


浜辺で、深呼吸学部一期生陶芸家のくぼさんが、
クラゲを採取していた。



くぼさんが、海岸で拾った
海藻を食べたという話を聞いたので、
クラゲは食べたか聞いたところ
食べていないとのこと。

離れて座っていた奥様に、
ご主人は海藻は食べたけど
クラゲは食べていないそうです
と言うと、
「あら、クラゲ、食べてみたらよかったのに」
と心から不思議そうにされている。
「だってねえ。食べてみないとどんな味かわからないしねぇ」
一応(目に見えないものが)
「見える人」というキャラ設定で
人生を生きているわたしに
ドラゴンや神様が見えるのはデフォルトで
そんなに驚くことではないのだが、
くぼ家の会話は新しい。興味津々である。

夜はアベルこと天文学者で深呼吸学部三期生
阿部新助さんの
はやぶさの映像解説と、星空観察会。



土星、木星、織姫、彦星、天の川、
アンドロメダ大星雲と
徐々に姿を表す星々の場所と名前を
教えてもらった。
空を見上げすぎて首が痛くなり、
みんなで浜辺に横になって
夜空を眺めた。



3歳くらいの男の子が放つ
天文学者アベルへの厳しい問いが続く。
なんで星は光るの?
ー太陽の光を反射するから光るんだよ。
反射ってなあに?
ーほらこれが反射だよ。
(海にレーザーポインターの光を当てて)
反射ってなあに?
なんでひかるの?
ーなんで光るんだろうねえ。

宇宙は何からできてるの?
ー宇宙のはじまりは、
ビッグばーーーーん!だよ。
のビッグばーーーーーーん!が子供心に大ヒット。みんなでビッグばーーーーーん、ビッグばーーーーーん!と叫ぶ合間に
つねちゃんの健やかな寝息が聞こえた。
贅沢な時間である。

仙酔島の神様は、
人と人の間にあらわれる。

そんなことを思った夜だった。



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