5月9日(月)FXトレード売買方針
【マーケット概況】
先週、米連邦公開市場委員会で、市場予想通りFF金利が0.5%引き上げられ0.75‐1.00%となり、6月からBSの縮小が決定されました。本邦の一部証券会社や金利先物市場では0.75%引き上げを織り込み始めていたので、一旦はドル円の上値は抑えられたものの、日米金融政策の差が広まったことでドル円の上昇トレンドは継続されると見ています。金曜日は米雇用統計が発表されました。NFPは予想を上回ったものの、失業率が弱い結果となりました。既にFOMC後ということもあって、大きな動きもなく推移。FRBが金融引き締めへの警戒感から米長期利回りが3.114%まで上昇しドル買い。ECB高官からの早期利上げ発言により、ユーロが買われる場面もありましたが、米債金利上昇によりドル買いに押された形。米国株式市場では、FRBの金融引き締め警戒感からの売りが継続、ダウ・ナスダックともに続落しています。原油先物は地政学的リスクを背景に3日続伸。金先物はドル建て価格の割安感から上昇、米長期金利大幅上昇により金が売られる場面もありましたが日足では続伸しました。
【 主な経済指標 】
注目イベント:16時からロシア戦勝記念日の軍事パレードがあります。
【 昨日の結果と本日の売買方針 】
先週の結果:22発注9約定し7勝3敗となり、週次でのPLは+242.9pipsという結果でした。
いつもは引き付けて注文するのですが、今日は夕方までのトレードとしたいので日本時間に合わせて近めで注文します。方向はドル買い円売り目線で。月曜日ということもあってGW明けの実需がまだ参入できないと想定。通貨を絞って注文します。特にポンドは北アイルランドでの選挙結果が与野党逆転となりましたので売りが強まりそうです。今日の16時からロシアで軍事パレードがありますが、プーチン大統領の軍事活動的発言に警戒したいと思います。個人的には戦勝記念日なので発言は控えると思っていますが、タカ派発言に至った場合は乱高下すると思います。アルゴやAIの反応はどうなるのか想定すらできないので、直前までに注文やポジションは閉じる予定です。
【 所感・・・・知らんけど 】
ロシアの戦勝記念日は、ウクライナ戦争においてプーチンが自ら課した節目となっています。ロシアの動向に警戒が強まります。「ウクライナに核は使わない」とのロシアは言っていますが、この戦争が始まる直前にも戦争否定発言していたので信用できません。
高レバレッジなコモディティも含めて警戒しましょう。投資というものは継続することが大事です。継続できるように資金管理に注意してください。
経済イベントや要人発言などは大きく動くことがあります。リスクテイクするなら別ですが、トレードはギャンブルではありませんので、あえて今日一日トレードしなくても良いのかもしれません。「休むも相場」です。私も過去に口座を溶かしたことがありますが、その時は1週間トレードしませんでした。頭を冷やしたかったからです。トレードから身を遠ざけましたが、離れてみると俯瞰した目で自分のトレードの短所が見えました。私は不器用なのでトレードでやらかしますが、必ず敗因を見つめて改善しています。しかし、あえて高いリスクは取りません。ギャンブルになるからです。先が見えない投資は投資とは言えません。もし投資で儲けたいならマーケットには臆病になる必要もあります。今日はそんな日であると考えていいのかもしれません。
今日も負けないトレードを!
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