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12月28日(火)経済指標と売買方針

【マーケット概況】                         米国年末商戦の堅調な結果を受けSP500は最高値更新しました。これを受けVIX指数が17.68に低下。気になるところは米10年債利回りが1.47%に。  原油は需給面での買い材料はないものの投機筋の買いが入り、11月下旬以来の高値。ただし、米航空便大幅欠航が嫌気されて一時値を切り下げた場面もありました。75.60でのサポートが続いていて高値圏での調整中であることには変わりありません。

【材料】                              ●ウクライナに関してはロシア側の歩み寄り(国境派遣軍5万人中1万人撤退)も見えているが予断は許さない状況です。                             ●オミクロン株のネガティブニュースについて、マーケットは楽観視しているものの引き続き注視します。オミクロン株感染拡大は避けられないと想定しており、経済に与える影響は大きいものと考えますが、マーケットは既に織り込み済みなので、ニュース(新たな変異株など)には警戒。                                  ●中国エバーグランデについて、住宅供給率を引き上げるなどのニュースが入りましたが、根拠が不透明なので続報を待ちます。           ●

【経済指標】

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【売買方針】ボラ低下、薄商いにつき注意                    ドル円仲値は114.95円と115円に迫る勢いです。足場を固めて115円をトライするように見えますが、ここは押し目買い狙いとします。ユーロドルは揉み合うものの上値は重く、日足での21EMAを挟んでの展開。        ドルは買い、ユーロは売りで。                    ユーロスイスは売りたいのですが、直近安値更新された場合、29日以降が新年度への繰越日につき、スイス中央銀行介入の可能性があるかもしれないので、売りは引き付けてから入ります。                                    

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【余談】             

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金の日足です。一目の雲の中にいますので、乱高下が予想されます。金は本質的に「買い」だと思っています。そのことから押し目を探っていますが読み難いのが現状。見てのとおり21EMA(黄色線)を挟んでの動きなので月足で見るとこんな感じ。                                  

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やっと見られるようになりましたが、上値重い印象です。調整中なのは理解できますが・・・様子見でしょう。

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