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12月20日から24日を振り返って

【クリスマス週間(24日が金曜日)でした。】

①トルコ中央銀行の施策とエルドアン大統領の発言              所感ですが、外貨準備高も豊富ではないはずなので、通貨介入は無理じゃないかな、と思っていたところの今回の事件。その手があったのか、と記憶をたどっても、思い出しません。過去に例が無いと思います。この件は、JFXのYouTube Liveで小林社長にも質問させていただいたのですが、小林社長は、リラ売りのストップをつけに行く動き、としてお答えいただきました。私は、薄商いを利用して、大量の両建て注文の片方を取り消す等の方法か、と思いましたが、時期的にもクリスマス週間ということもあって、小林社長のご意見に納得!売りポジションが固まって大量にあるのはわかっていましたが、手負いのトレーダーたちの断末魔であったということになります。リラは今後も乱高下を繰り返すと思われ、スプレッド拡大や値が付かないなどの可能性もあって取引には最大の注意を払うべきです。                ②オミクロン変異株                                        名前は可愛いが急拡大。とはいえ重症化には至らないという楽観的なセンチメントに支配されている感があります。これは継続していくと思います。     ③ドル売り                                            今週の動き中で、ドル売り円売りの動きがありました。薄商いだからと思いますが、バイデン政権も盤石ではなくなっている面も見え隠れしているのでちょっと心配ですね。そもそも基軸通貨である米ドルの強弱で売買方針を決めているので、要注視しています。

【今、そこにある危機】                       ●米中関係悪化とウクライナ危機                                  2022年の最大懸念材料です。もしも有事になったら、円・スイスフラン・金が買われます。米ドルは一時的には売られるも買い戻されると思います。しかし牽制する米軍の動き、政治的主導権を持つのはどの国か?によります。今からあえて仕込むのは早いにしても、年明けくらいから仕込むレベルを考えようと思っています。中国も引きませんし、ロシアも同様です。WinToWinがあるように思えません。個人的には一番の関心事です。

【収支】  20日からのポジションはありません。よって無し。

【来週の展望】                                         マーケットは通常に戻ると思いますが、月曜日火曜日が豪・英が休場のためNY市場までは小動きになると思います。休暇明けが29日となりますので、本格的な動きはここからかと。来週は31日が金曜日という区切りも良いことから、普段通りに取引をしようと考えています。

     

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